抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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森林簿における真庭地域のスギ人工林面積(民有林)は,8,814haで,このうち10~12齢級の面積は,1,500~1,800ha台と相対的に高かったが,当地域内の標準地を調査した結果,この齢級範囲の森林資源量(推定値)は,84万~115万m
3台であり,森林簿の値の1.5倍となっていた。すべての齢級を合わせたスギ人工林の総森林資源量(推定値)も,494万m
3台に達し,森林簿の値の1.5倍であった。一方,森林簿上のヒノキ人工林面積(民有林)は26,094haで,真庭地域のスギ・ヒノキ人工林(34,908ha)の74.8%を占め,7~12齢級の面積はいずれも2,700~3,400ha台と他の齢級に比べ高水準にあった。標準地調査の結果,この齢級範囲の森林資源量(推定値)は,104~191万m
3台となり,森林簿の値の1.8~2.0倍となるなど,齢級が低くなるに従って両者の差は拡大する傾向がみられた。ヒノキ人工林の総森林資源量(推定値)は,総森林資源量の70%に相当する1,079万m
3台となり,かつ森林簿の値の1.9倍であった。最終的に,真庭地域全域における,すべての齢級を合わせたスギ・ヒノキ人工林(民有林)の総森林資源量(推定値)は1,574万m
3と推定された。(著者抄録)