文献

J-GLOBAL ID：201402220923767330   整理番号：14A0098091

全国の商業集積統計とその利用環境

Development of Commercial Accumulation Statistics Throughout Japan and Utilization Environment of Them

著者 (3件)： 秋山祐樹 (東大 地球観測データ統融合連携研究機構) ,  仙石裕明 (東大 大学院新領域創成科学研究科) ,  柴崎亮介 (東大 空間情報科研セ)
資料名： GIS-理論と応用  (Theory and Applications of GIS)
巻： 21  号： 2  ページ： 97-106  発行年： 2013年12月31日 
JST資料番号： L3915A  ISSN： 1340-5381  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 全国の商業集積地域の実態把握を目的として「商業集積統計」を整備し,既存統計との比較結果を提示するとともに,当統計の利用環境について述べた。商業集積統計とは,商業集積地域の空間的な広がりを観察できるデータシステムである。業種別電話帳から店舗・事業所をポイントデータ化して業種分類し,独自の手法による最適なバッファリング距離を与える。東京と地方都市の商店街のバッファリング距離を例示した。ポイントデータに属性情報を与えてポリゴンデータとし,大分類業種に集約する。食品スーパー・コンビニ・チェーン店なども重要な要素となる。膨大なデータ処理を自動化するため,処理プログラムを開発した。これら商業集積統計の可視化事例として,大都市および温泉街を例示した。既に商業集積統計は,東京大学空間情報科学研究センターから,研究目的に限定して提供している。新たな属性情報の追加や来訪者数の推定が今後の課題である。

シソーラス用語： *都市モデル ,  *商業地区 ,  *情報システム ,  都市 ,  商業 ,  空間構成 ,  二次資料 ,  統計データ ,  属性 ,  相関長 ,  ポリゴン化 ,  支援プログラム ,  可視化 ,  システム信頼度 ,  Web【情報システム】 ,  大学 ,  ポリゴンデータ ,  度
準シソーラス用語： *データシステム ,  バッファリング距離 ,  業種別電話帳 ,  *商業集積統計 ,  東京大学

分類 (2件)： ドキュメンテーション  (RA01030F) ,  都市計画一般,都市経済学  (RD01010S)

引用文献 (23件)：

• 秋山祐樹・仙石裕明・柴崎亮介(2013)業種別電話帳を用いた日本全土の商業集積統計の開発,未刊.
• 秋山祐樹・上山智士・Horanont T・仙石裕明・柴崎亮介(2012)大規模移動データを用いた商業地域における来訪者の特性分析.「第21回地理情報システム学会講演論文集」,F-7-3.
• 秋山祐樹・仙石裕明・田村賢哉・柴崎亮介(2011)日本全土の商業統計ポリゴンデータの開発と商業集積地域ポリゴンデータの信頼性検証.「第20回地理情報システム学会講演論文集」,F-2-3.
• 池上政弘(2011)平成19年商業統計調査結果にもとづく四国4県の商店街の比較.「徳島文理大学研究紀要」,82, 53-56.
• 岡本裕紀・秋山祐樹・上山智士・柴崎亮介(2012)時間による商業地域の形状変化と商業地域内における流動人口変化の可視化.「第21回地理情報システム学会講演論文集」,D-7-4.

タイトルに関連する用語 (3件)： 商業集積 ,  統計 ,  利用環境