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J-GLOBAL ID:201402220954972455   整理番号:14A1181454

抗感染薬候補としての,SPSB2蛋白質を標的とする強力環状ペプチド

A Potent Cyclic Peptide Targeting SPSB2 Protein as a Potential Anti-infective Agent
著者 (10件):
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巻: 57  号: 16  ページ: 7006-7015  発行年: 2014年08月28日 
JST資料番号: D0102A  ISSN: 0022-2623  CODEN: JMCMAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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SPSB2はマクロファージにおけるiNOSのプロテアソーム分解に関与する蛋白質であり,SPSB2-iNOS相互作用を阻害することで,iNOSの寿命を延長し,マクロファージの抗微生物活性を増強することができる。本稿では,SPSB2を標的とする抗微生物薬を創製するために,SPSB2とiNOSの相互作用に関わる配列モチーフに基づいて,環状ペプチドAc-c[CVDINNNC]-NH2を分子設計した。本環状ペプチドは,その線型ペプチドよりも約10倍速くSPSB2に結合し,その化学量論は環状ペプチドと線型ペプチドで同じ1:1であった。SPSB2に対する結合コンホメーションが,環状ペプチドと線型ペプチドで類似していることもわかった。SPSB2結合に対するKd値は,前者が4.4nM,後者が35.1nMであり,環状化がSPSB2との親和性に重要であると推察できた。また,環状ペプチドはSPSB2のiNOS結合部位に結合すること,SPSB2-iNOS相互作用を環状ペプチドが完全に阻害し,プロテアーゼ分解に対して耐性を示して,ヒト血漿中で安定であることを見いだした。これらの知見から,新たなクラスの抗感染症薬として有望であると推察した。
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