文献

J-GLOBAL ID：201402221195169070   整理番号：14A0287177

拡散接合を用いた複雑形状模擬きず製作技術の開発

著者 (3件)： 遊佐訓孝 (東北大 大学院工学研究科) ,  WANG Jing (東北大 大学院工学研究科) ,  橋爪秀利 (東北大 大学院工学研究科)
資料名： 非破壊検査  (Journal of JSNDI)
巻： 63  号： 3  ページ： 148-152  発行年： 2014年03月01日 
JST資料番号： G0027A  ISSN： 0367-5866  CODEN： HIHKA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 非破壊検査の妥当性検証に用いられる模擬きずは,実際のきずと同じ検査信号を与えない問題がある。これを解決する為に,拡散接合により材料内部に不連続部を導入して模擬きずを製作する技術を提案した。SUS316l鋼を用いて,提案法により模擬きず試験体を製作した。製作した模擬きずに対して直流電位差法及び渦電流探傷法による検証試験を行った。有限要素法による数値解析を行い,模擬きずが設計どおりのもので,実際のきずと同じく内部接触を有することを確信した。

シソーラス用語： *拡散接合 ,  *非破壊検査 ,  亀裂 ,  シミュレーション ,  *欠陥 ,  電位差測定法 ,  渦電流検査 ,  有限要素法 ,  実験 ,  試作 ,  オーステナイト系ステンレス鋼 ,  ホットプレス
準シソーラス用語： 検証実験 ,  *人工欠陥

分類 (1件)： 非破壊試験  (HB02030F)

引用文献 (12件)：

• 1) P-H. Svahn and K. Högberg : Defect Simulations for Interdendritic Stress Corrosion Cracks in Alloy 182 Welds, CD-ROM Proceedings of the 16th World Conference on NDT (2004). (available at NDT.net: http://www.ndt.net/ article/wcndt2004/pdf/materials_characterization/340_svahn.pdf, accessed on 2012/12/04)
• 2) 松井繁朋, 糸賀興右, 緒方隆昌, 平澤英幸, 廣瀬貞雄, 裏垣 博 : 超音波探傷試験のための模擬欠陥試験体の製作, 軽金属溶接, 28(10), pp.431 - 438, (1990)
• 3) R. Clark, WD. Dover and LJ. Bond : The Effect of Crack Closure on the Reliability of NDT Predictions of Crack Size, NDT International, 20(5), pp.269-275, (1987)
• 4) N. Yusa, S. Perrin, K. Mizuno, Z. Chen and K. Miya : Eddy Current Inspection of Closed Fatigue and Stress Corrosion Cracks, Measurement Science and Technology, 18(11), pp.3403-3408, (2007)
• 5) CCH. Lo and N. Nakagawa : Effects of Dynamic and Static Loading on Eddy Current NDE of Fatigue Cracks, AIP Conference Proceedings, 1096, pp.355 - 362, (2009)

タイトルに関連する用語 (5件)： 拡散接合 ,  複雑形状 ,  きず ,  製作 ,  開発