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J-GLOBAL ID:201402221309218130   整理番号:14A1454148

Ni50.3Ti34.7Hf15形状記憶合金の微細組織特性評価と形状記憶特性

Microstructural characterization and shape memory characteristics of the Ni50.3Ti34.7Hf15 shape memory alloy
著者 (5件):
資料名:
巻: 83  ページ: 48-60  発行年: 2015年01月15日 
JST資料番号: A0316A  ISSN: 1359-6454  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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透過電子顕微鏡,示差走査熱量計および引張り下の荷重バイアス熱サイクル試験により,Ni50.3Ti34.7Hf15形状記憶合金の微細組織と形状記憶特性に対する析出物の影響を調べた。B2オーステナイトからB19′マルテンサイトへの1段階マルテンサイト変態が時効した試料全てに観察されたが,変態温度は試料の時効条件に依存してより複雑な傾向に従った。低温で短時間の時効後に出現するように,析出物サイズが~20nm以下の時,変態温度は室温以下に低下した。その一方で,より高い温度あるいは長時間の時効により析出物サイズと体積分率を大きくすることで,変態温度は広い温度範囲にわたり上昇できた。450°Cで10hの時効後3.3%の最大の完全に回復可能なひずみを持ち,析出硬化の結果として300MPaの高い応力レベル下で合金は優れた寸法安定性を示した。時効した試料では,析出強化試料における低減された欠陥生成のために,変態の熱ヒステリシスも低下した。析出物の結晶構造を,NiリッチNiTiHfおよびNiTiZr合金において以前報告されたH相であると同定し,これまでのいくつかの研究で報告されたNi4Ti3型構造ではなかった。(001)化合物双晶と(011)タイプI双晶の混合物である(Ti+Hf)-リッチNiTiHf合金と比較して,NiリッチNiTiHf合金中に存在するH相はB19′マルテンサイト相中の双晶関係を変化させない。一方で,析出物はマルテンサイトの形態および荷重バイアス熱サイクル応答に大きい影響を有し,その両者とも析出物サイズを制御することによって操作可能である。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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その他の金属組織学 
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