文献

J-GLOBAL ID：201402221314992197   整理番号：14A0635260

網膜色素変性症における中心視野欠損の進行に対するニルバジピンの長期効果: 拡大研究

Long-Term Effects of Nilvadipine against Progression of the Central Visual Field Defect in Retinitis Pigmentosa: An Extended Study

著者 (6件)： NAKAZAWA Mitsuru (Hirosaki Univ. Graduate School of Medicine, Hirosaki, JPN) ,  SUZUKI Yukihiko (Hirosaki Univ. Graduate School of Medicine, Hirosaki, JPN) ,  ITO Tadashi (Hirosaki Univ. Graduate School of Medicine, Hirosaki, JPN) ,  METOKI Tomomi (Hirosaki Univ. Graduate School of Medicine, Hirosaki, JPN) ,  KUDO Takashi (Hirosaki Univ. Graduate School of Medicine, Hirosaki, JPN) ,  OHGURO Hiroshi (Sapporo Medical Univ., Sapporo, JPN)
資料名： BioMed Research International (Web)  (BioMed Research International (Web))
巻： 2013  号： Ophthalmology  ページ： 585729 (WEB ONLY)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U7008A  ISSN： 2314-6133  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 目的.網膜色素変性症(RP)における中心視野欠損の進行に対するニルバジピンの長期効果を評価すること。方法.RP患者を経口ニルバジピン投与の治療群と対照群にランダムに分割した。RPの進行を平均偏差(MD)の傾きと中心2°(ΔCENT4)の平均感度で評価した。結果.平均MD傾きは治療群では-0.55/-0.39(右/左眼,n=19)dB/年,対照群では-1.37/-1.15(右/左眼,n=22)dB/年だった(それぞれP=0.016/0.050)しかし,両眼において,統計学的有意差はΔCENT4値について2群間で認められなかった。結論.ニルバジピンは中心10°での平均MD値欠損の進行を有意に遅延させることを確認したが,RPの視野の中心2°については特異的ではなかった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *網膜色素変性症 ,  *視野狭窄 ,  カルシウム拮抗薬 ,  *薬物療法 ,  ヒト ,  経口投与 ,  *長期投与 ,  病状経過 ,  統計量 ,  窒素複素環化合物 ,  ニトリル ,  芳香族ニトロ化合物 ,  カルボン酸エステル ,  ジカルボン酸
準シソーラス用語： *視野欠損 ,  病気進行 ,  平均偏差

分類 (2件)： 血管作用薬・降圧薬の臨床への応用  (GW07050U) ,  眼の疾患の薬物療法  (GP05020E)

物質索引 (1件)： ニルバジピン

タイトルに関連する用語 (6件)： 網膜色素変性症 ,  視野欠損 ,  ニルバジピン ,  長期効果 ,  拡大 ,  研究