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J-GLOBAL ID：201402221503222734   整理番号：14A0130744

流動点と粘度低減の為に含蝋原油水中油乳濁液の形成

The Formation of Waxy Crude Oil-in-water Emulsions for the Reduction of Pour Point and Viscosity

著者 (6件)： GAO Y. (East China Univ. Sci. and Technol., Shanghai, CHN) ,  WU B. (East China Univ. Sci. and Technol., Shanghai, CHN) ,  GAO J. (East China Univ. Sci. and Technol., Shanghai, CHN) ,  WANG L. (East China Univ. Sci. and Technol., Shanghai, CHN) ,  ZHAO W. (East China Univ. Sci. and Technol., Shanghai, CHN) ,  GUI Z. (East China Univ. Sci. and Technol., Shanghai, CHN)
資料名： Petroleum Science and Technology  (Petroleum Science and Technology)
巻： 31  号： 21/24  ページ： 2443-2450  発行年： 2013年11月 
JST資料番号： A0661C  ISSN： 1091-6466  CODEN： PSTEFV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 世界経済の発展に伴いエネルギー需給がひっ迫し,重質原油の重要性が増大している。含蝋原油は高粘度と貧弱な流動性によって特性化され,これが採油と輸送を困難にしている。本研究は47°Cの流動点を持つ含蝋原油の流動性を,フラスコで合成油田水を水相とする乳濁液の形成によって大きく改善した。CAO-30とオレイン酸ナトリウムの組み合わせが,油/水質量比が7:3の場合に安定な含蝋原油水中油(O/W)乳濁液の形成に有効であることを示した。乳濁液全質量に対する最適添加材の量を確定し,形成される乳濁液の流動点に与える因子も解析した。乳濁液の流動点は油が増加するほど増加し,最適混合速度と冷却速度が夫々600rpmと0.5°C/分であった。最適乳化条件において,混合速度が250と600rpmの場合にO/Wの流動点低下は夫々20と25°Cであり,粘度低下は89.79と97.46%であり,この手法が含蝋原油の採油や輸送に有望であることを示した。

シソーラス用語： *流動点 ,  *粘度 ,  粘度調整剤 ,  流動点降下剤 ,  *含蝋原油 ,  *乳濁液 ,  *添加物効果 ,  *最適条件 ,  *プロセス解析 ,  因子分析 ,  試験 ,  撹拌速度 ,  モル比 ,  冷却速度 ,  油田水 ,  模型試験
準シソーラス用語： *水中油型エマルション ,  要因解析 ,  実験室試験 ,  モデル試験

分類 (3件)： 採油,採ガス一般  (UA10010K) ,  石油・天然ガスの運搬一般  (UA11010R) ,  石油と石油製品の性質,分析,試験  (YF02020X)

物質索引 (1件)： オレイン酸ナトリウム

タイトルに関連する用語 (5件)： 流動点 ,  粘度 ,  含蝋原油 ,  水中油 ,  乳濁液