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J-GLOBAL ID:201402221571462557   整理番号:14A0451378

日本の野生のイノシシ(Sus scrofa)と野生のシカ(Cervus nippon)における食品由来細菌の蔓延性と抗微生物薬感受性

Prevalence and Antimicrobial Susceptibility of Foodborne Bacteria in Wild Boars (Sus scrofa) and Wild Deer (Cervus nippon) in Japan
著者 (7件):
資料名:
巻: 10  号: 11  ページ: 985-991  発行年: 2013年11月 
JST資料番号: W2345A  ISSN: 1535-3141  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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食品由来の病原性微生物の生存場として野生の動物が考えられる。本研究では日本における野生のイノシシとシカが保有する病原性微生物とその抗微生物薬への感受性を2010年7月-12月に調査した。調べた微生物はCampylobacter spp., Salmonella spp., Shiga毒素生産性大腸菌(STEC)O-157, O26, Listeria monocytogenesである。Campylobacter spp.とSalmonella spp.とはイノシシの直腸からそれぞれ43.8%,7.4%検出されたが,シカからは検出されなかった。Campylobacterの主要な種はC. lanienae, C. hyointestinalisであり,それぞれの16%,29%がエンロフロキサシンに耐性であった。Salmonellaのついてもいくつかの種が見られた。STEC O157, O26, Listeria monocytogenesはシカの直腸から数パーセント見出されたが,イノシシからは単離されなかった。この結果は,日本における野生のイノシシやシカの肉を食べることは,食中毒の危険性を持つことを示唆する。このような野生動物中の病原菌の分布は定期的に調査されるべきであろう。
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分類 (1件):
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微生物の生態 

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