文献

J-GLOBAL ID：201402221758961492   整理番号：14A1500260

知覚画像シミュレーションに基づくDLPプロジェクタの色割れ評価

Color Breakup Assessment of DLP Prqjectors based on Perceived Image Simulation

著者 (7件)： 平井経太 (千葉大 大学院融合科学研究科) ,  鳥毛奈保子 (千葉大 大学院融合科学研究科) ,  堀内隆彦 (千葉大 大学院融合科学研究科) ,  富永昌治 (千葉大 大学院融合科学研究科) ,  澁谷竹志 (リコー) ,  長谷川史裕 (リコー) ,  能勢将樹 (リコー)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 114  号： 248(EID2014 8-12)  ページ： 9-12  発行年： 2014年10月08日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,DLPプロジェクタにおける色割れの定量的評価手法を提案する。一般に,色割れ知覚の原理は,眼球運動の状態である追随運動とサッケードによって異なるとされる。そのため,従来の色割れ評価では,追随またはサッケードによる色割れを統合的に扱うことができなかった。本稿では,はじめに,追随とサッケードの双方の色割れに対して,統一的に扱うことが可能な色割れ知覚メカニズムのモデル化を行い,その仮説に基づいた色割れの知覚シミュレータを設計する。次に,人間の色割れ知覚を評価するため,主観評価実験を行う。最後に,シミュレート結果から得られた客観評価値と,実験から得られた主観評価値との相関を算出することによって,色割れ知覚シミュレートに基づいた客観評価値の信頼性について検証する。(著者抄録)

シソーラス用語： 計算機シミュレーション ,  画像 ,  *投影機 ,  *画質 ,  眼球運動 ,  モデリング ,  主観評価 ,  *評価 ,  色彩知覚
準シソーラス用語： サッカード ,  画像シミュレーション ,  客観評価 ,  *色割れ ,  *定量評価

分類 (1件)： 表示機器  (NC06030Q)

引用文献 (6件)：

• TEXAS INSTRUMENTS, ″プロジェクタ FAQ", http://www.dlp.com/jp/projector/faqs/default.aspx.
• J. Bergquist,"動画質劣化測定方法, 指数, 標準化″, 人間工学プロジェクトシンポジウム, 2007.
• K. Sekiya, T. Miyashita, and T. Uchida, "A Simple and Practical Way to Cope With Color Breakup on Field Sequential Color LCDs", SID'06 Digest, pp.1661-1664, 2006.
• X. Zhang and J. E. Farrell, "Sequential color breakup measured with induced saccades", Proc. of SPIE, Vol.5007, pp210-217, 2003.
• Z. Wang, "Image Quality Assessment: From Error Visibility to Structural Similarity", IEEE Trans. Image Processing, Vol.13, No.4, pp.600-612, 2004.

タイトルに関連する用語 (5件)： 知覚 ,  画像シミュレーション ,  プロジェクタ ,  色割れ ,  評価