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J-GLOBAL ID:201402221766477630   整理番号:14A1483724

ツキヌキオグルマ(Silphium perfoliatum)の植物学的特性,作物管理,及びバイオガス生産のための再生可能な資源としての潜在能力:レビュー

Botanical characteristics, crop management and potential of Silphium perfoliatum L. as a renewable resource for biogas production: A review
著者 (4件):
資料名:
巻: 63  ページ: 362-372  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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農業生態系における生物多様性の重要性への認識の高まりから,バイオマス供給を増加させたり,確実なものにするために,政府,農家,バイオマス工場管理者の,バイオガス生産用の代替作物への関心が高まっている。本報では,ツキヌキオグルマの,バイオガス生産のための必要条件,及びバイオガス基質としての適合性に関しての有効な試験結果について論評した。ツキヌキオグルマは,草丈が高く,多年生で,黄色い花を付ける,生態学的な価値が高い植物で,特に,栽培管理に手間がかからず,バイオマス収量及びバイオガス収量が多いことから,エネルギー作物として適している。そして,15年間程度は生産し続けることができ,北アメリカの温帯緯度圏に自生していて,同様な気候条件にあるヨーロッパのような地域で栽培できる。最近は,種子の品質が悪く,種子処理技術が欠如していることから,直接圃場に播種する方法よりも,育苗してから定植する方法の方が,栽培がうまくいく事例が多い。定植した年には,雑草防除労力は多くかかるが,次の年からは必要なくなる。また,開花期末期に収穫すると,乾物収量が最も多くなり,サイレージ調製用に適した原料になる。現在利用できる少数のデータによると,年間の乾物収量は,約15/haで,35日間処理した場合のバイオメタンの潜在収量は,トウモロコシの場合よりも20%低い,0.260m3/kg・有機質乾物程度とされている。しかし,この作物については,まだ多くの研究,特に種子処理技術の開発,植物病原菌への感受性,苗立ち年の雑草防除のための除草剤の選定,実用規模での有効性に関する研究が必要である。全体的に見て,本作物は,バイオガス生産用として非常に有望な代替作物と言える。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物燃料及び廃棄物燃料  ,  微生物代謝産物の生産 

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