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J-GLOBAL ID:201402221934373535   整理番号:14A0080073

炭素,ケイ素およびゲルマニウムベースの高分子の誘電性質:第一原理研究

Dielectric properties of carbon-, silicon-, and germanium-based polymers: A first-principles study
著者 (3件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 035103.1-035103.8  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: D0746A  ISSN: 1098-0121  CODEN: PRBMDO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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高エネルギー密度のキャパシタは,エネルギー貯蔵およびパルスパワー用に必要である。誘電率が高く誘電破壊電場が強い材料が必要である。ここではXY2(X=C,SiあるいはGe,Y=H,FあるいはCl)の繰り返しユニットのホモポリマーについて密度汎関数法を用いて,安定性,電子構造と誘電率を検討した。これらは斜方晶系のsp3混成の骨格を持つタイブA(CH2,CF2,SiCl2など)と孤立電子対を持つタイプB(GeF2など)に分かれる。計算の結果,A型構造はC,Hを含む系のみが安定であった。SiF2とSiCl2の系はAタイプで安定でBタイプで準安定で,GeF2とGeCl2では逆の傾向を示した。A型構造では,骨格原子を変えたり,末端原子を変えると系統的に電子構造と誘電率が変化した。誘電率の電子部分はバンドギャップ値と反比例し,イオン性の部分はIR活性のX-Y伸縮とY-X-Yの揺れフォノンモードに支配された。A型のGeF2は,誘電率が28てあるがバンドギャップは約0.5eVであった。B型のSiF2,SiCl2,GeF2とGeCl2は,中間のバンドギャップ(3.6-5.3eV)と誘電率(8-18)を示した。誘電率とバンドギャップを同時に最適化するにはGeF2とCH2ユニットから成るヘテロポリマーが望ましいと結論した。
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分類 (2件):
分類
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誘電体一般  ,  高分子固体の物理的性質 

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