文献

J-GLOBAL ID：201402222212824733   整理番号：13A0586754

胃癌細胞の侵襲と転移へのYiqi Bushen手法の影響

Influence of Yiqi Bushen Formula on the Ability of Invasion and Metastasis of Gastric Cancer Cells

著者 (3件)： Ruan Yeping (Coll. of Pharmacy, Zhejiang Univ. of Chinese Medicine, Hangzhou) ,  Liu Yunxia (the Third People’s Hospital of Hangzhou City) ,  Yao Li (Coll. of Pharmacy, Zhejiang Univ. of Chinese Medicine, Hangzhou)
資料名： Zhongyi Zazhi  (Zhongyi Zazhi)
巻： 53  号： 2  ページ： 148-150,159  発行年： 2012年 
JST資料番号： C2233A  ISSN： 1001-1668  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： [目的]SGC-7901胃癌細胞の侵襲と転移の能力へのYiqi Bushen手法(気を補充して腎臓を調和するための手法)の影響を検討する。[方法]SGC-7901胃癌細胞は,RPMI-1640培養溶液に播種された。Yiqi Bushen手法煎出液は,1,2,4,8,16,32,および64mg/mlとして7つの最終濃度に準備された。某対照グループとして採種された癌細胞は,96穴プレートに置かれた。手法の煎出液の各用量は,プレートの6つの並行する穴へ滴下された。手順は,3回繰り返された。細胞は,37°Cおよび5%CO2濃度で48時間培養器内で培養された。Yiqi Bushen手法の異なる濃縮液によるSGC-7901細胞の増殖の抑制率は,MTT法により検出された。SGC-7901細胞のマトリックス・メタロプロティナーゼ-2(MMP-2)の遺伝子発現の活性,およびその抑制酵素-2(TIMP-2)は,RT-PCR法により測定された。[結果]異なる濃度の手法の煎出液は,SGC-7901細胞への確かな抑制活性をもっているが,16mg/mlおよび32mg/mlの濃縮液がより良く機能し,その抑制率はそれぞれ53.17%および56.47%であった。某対照グループと比較して,その差異は32mg/mlグループのMMP-2において統計的に有意であり(P<0.05),さらに16mg/mlグループのMMP-2 mRNA発現もまた,下方制御されたが,その差異は統計的に有意でなかった(P>0.05)。[結論]Yiqi Bushen手法は,SGC-7901胃癌細胞の侵襲と転移の能力の抑制において有効であり,さらに32mg/ml濃縮液の結果が最善であった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *腫瘍細胞 ,  *胃腫瘍 ,  *腫瘍浸潤 ,  *腫瘍転移 ,  *漢方製剤 ,  *処方 ,  抗腫瘍作用 ,  増殖阻害 ,  *培養細胞 ,  マトリックスメタロプロテイナーゼ ,  プロテイナーゼ阻害剤
準シソーラス用語： 胃癌細胞 ,  *益気補腎方 ,  *SGC7901細胞 ,  マトリックスメタロプロテイナーゼ2 ,  TIMP-2

分類 (4件)： 消化器の腫よう  (GH04000D) ,  生薬の薬理の基礎研究  (GX06020J) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  東洋医学  (GA04000I)

タイトルに関連する用語 (3件)： 胃癌細胞 ,  侵襲 ,  手法