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J-GLOBAL ID:201402222448517840   整理番号:14A0165877

トリエタノールアミンを含むアルカリ亜塩酸塩溶液からのZn-Co合金の電着挙動

Electrodeposition Behavior of Zn-Co Alloys from an Alkaline Zincate Solution Containing Triethanolamine
著者 (5件):
資料名:
巻: 53  号: 10  ページ: 1858-1863 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Zn-Co合金の電着挙動を,安定なCo2+イオンを有する錯体を形成するトリエタノールアミンを含む非撹拌亜塩酸塩溶液中308Kにおいて2~500Am-2の電流密度と5×104Cm-2の電荷で調べた。5Am-2より低い電流密度において,Zn-Co合金は通常の共析出挙動を示し,電気化学的により貴なCoが優先的に析出した。対照的に,6Am-2より高い電流密度において,電気化学的に卑なZnが優先的に析出する異常な共析出挙動を示した。Zn-Co合金析出についての電流効率は通常の共析出域では低く(約20%),一方,異常な共析出域では95%であった。また,この異常共析出域において,Co析出とH2発生についての部分分極曲線はZn2+イオンの共存により,卑の方向へ顕著に移動し,カソード層中のZn2+イオンの存在に起因する抑制種の形成を示唆している。一方,通常の共析出域においては,Znのアンダーポテンシャル析出がCo析出と同時に生じた。Zn-Co合金は安定な金属間化合物CoZn13とCo5Zn21からなり;従って,堆積物中のZnの活量係数は顕著に低下するように見える。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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電気めっき 
引用文献 (20件):
  • 1) K. Hayashi, Z. Tanaka and K. Kondo: Tetsu-to-Hagané, 85 (1999), 314.
  • 2) C. Maeda, T. Mega, J. Shimomura and S. Kurokawa: Tetsu-to-Hagané, 82 (1996), 69.
  • 3) M. Hino, K. Hiramatsu, H. Nishida, M. Hiramatsu and H. Kawai: J. Surf. Finish. Soc. Jpn., 43 (1992), 873.
  • 4) M. Kume and T. Oki: J. Surf. Finish. Soc. Jpn., 46 (1995), 822.
  • 5) T. Fujigaya: Electroplating, Chemical Plating & Engineering Guide, Nippon Tokin Zairyo Kyodo Kumiai, Tokyo, (2004), 143 (in Japanese).
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