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J-GLOBAL ID：201402222549073675   整理番号：14A0226951

FWD試験データの分析の高度化に関する提案

PROPOSAL FOR ENHANCING ANALYSIS OF FWD DATA

著者 (4件)： 川名太 (東京農業大学 地域環境科学部生産環境工学科) ,  久保和幸 (土木研究所 道路技術研究グループ舗装チーム) ,  竹内康 (東京農業大学 地域環境科学部生産環境工学科) ,  松井邦人 (東京電機大学 理工学部建築・都市環境学系)
資料名： 土木学会論文集 E1(舗装工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. E1 (Pavement Engineering) (Web))
巻： 69  号： 2  ページ： 22-31 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0106B  ISSN： 2185-6559  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： FWD試験データの分析法としては,一般に衝撃荷重波形とたわみ波形のピーク値を用いた静的逆解析が活用されている.しかしながら,FWD試験は衝撃載荷試験であるため,荷重波形のピーク値が同じであっても載荷時間によってたわみ波形のピーク値は異なるものと考えられる.本研究では,舗装の構造評価において,荷重の載荷時間が十分に長い場合には,静的逆解析の適用が可能であるが,載荷時間が短い場合には,動的逆解析が必要となることを明らかにしている.また,FWD試験から舗装を力学的に精度良く評価するためには,動的逆解析の方が適していることを示すとともに,舗装の維持管理設計を理論的に行う場合に,動的逆解析で得られた層弾性係数を利用することを提案している.(著者抄録)

シソーラス用語： *舗装道路 ,  *舗装試験 ,  データ解析 ,  解析 ,  弾性解析 ,  多層構造 ,  弾性係数 ,  波動伝搬 ,  *落下試験
準シソーラス用語： *FWD試験 ,  逆解析 ,  *静的逆解析 ,  多層弾性解析 ,  *動的逆解析

分類 (1件)： 舗装一般  (RC04010K)

引用文献 (24件)：

• 1) Highway Research Board : “AASHO Road Test Report”, Report 5, Pavement Research Special Report 61E, National Academy of Sciences - National Research Council, Washington DC, 1962.
• 2) Lu, Q., Ullidtz, P., Basheer, I., Ghhuzlan, K. and Signore, J. M. : CalBack: Enhancing Caltrans Mechanistic-Empirical Pavement Design Process with New Back-Calculation Software, Journal of Transportation Engineering, ASCE, pp. 479-488, July 2009.
• 3) Kannekanti, V. and Harvey, J. : Sensitivity Analysis of 2002 Design Guide Rigid Pavement Distress Prediction Models, Report for California DOT, June 2005.
• 4) Schwarts, C. W. and Carvalho, R. L. : Evaluation of Mechanistic-Empirical Design Procedure, MDSHA Project No. SP0077B41, UMD FRS No. 430572, February 2007.
• 5) Li, R. and Cramer, S. : AASHTO Mechanistic-Empirical Pavement Design Guide Parametric Study, National Center for Freight & Infrastructure Research & Education, College of Engineering, University of Wisconsin-Madison, 2012.

タイトルに関連する用語 (4件)： FWD試験 ,  分析 ,  高度化 ,  提案