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J-GLOBAL ID：201402222624492220   整理番号：14A1121075

総合確率法の数学的解釈

MATHEMATICAL ASPECT OF SYNTHESIS PROBABILITY METHOD TO DETERMINE DESIGN FLOOD

著者 (2件)： 椎葉充晴 (京都大学 一般社団法人流出予測研究所) ,  立川康人 (京都大学 工学研究科社会基盤工学専攻)
資料名： 土木学会論文集 B1(水工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B1 (Hydraulic Engineering) (Web))
巻： 69  号： 2  ページ： 101-104 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0103B  ISSN： 2185-467X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 総合確率法は,ある再現期間に対応する洪水ピーク流量を求める手法で,いくつかの流域の治水計画に用いられている.従来,我が国で慣用されてきた手法を拡張して,降雨の時空間分布をより考慮した手法であるが,その基本的な考え方を記述した原著文献がない.本論では,総合確率法の背景にあると考えられる基本的な仮定を考察し,年最大総降雨量の確率分布と年最大洪水ピーク流量の確率分布との関係式を新たに導出した.また,流量が十分に大きい場合に,導出された関係式の近似式として,総合確率法が得られることを明らかにした.(著者抄録)

シソーラス用語： 治水 ,  計画 ,  *方法論 ,  *確率論 ,  *洪水 ,  *流量 ,  確率分布
準シソーラス用語： *ピーク流量 ,  確率的手法 ,  治水計画 ,  *総合確率法

分類 (2件)： 水文学一般  (DC07010R) ,  河川調査・計画  (RC12020M)

引用文献 (4件)：

• 1) 土木学会水工学委員会 日本のかわと河川技術を知る(利根川)編集委員会 : 日本のかわと河川技術を知る -利根川-, 2.3.4 基本高水の算出方法, pp. 66-75, 土木学会, 2012.
• 2) 椎葉充晴, 立川康人, 市川温 : 水文学・水工計画学, 9. 水文量の頻度解析, pp. 277-326, 京都大学学術出版会, 2013.
• 3) Stedinger, J. R., Vogel, R. M. and Foufoula-Georgiou, E. : Frequency analysis of extreme events, Chapter 18, Handbook of Hydrology, (Ed.) D. Maidment, pp. 18.1-18.66, McGraw-Hill Professional, 1993.
• 4) 星清 : 洪水ピークの確率評価法について, 開発土木研究所月報, No. 539, pp. 34-40, 1998.

タイトルに関連する用語 (3件)： 総合 ,  確率法 ,  数学