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J-GLOBAL ID：201402222692425787   整理番号：13A1526589

色生産機構を共有するベーツ型擬態種とそのモデル種

A Batesian mimic and its model share color production mechanisms

著者 (2件)： Kikuchi David W (Dep. of Biology, Univ. of North Carolina at Chapel Hill, USA, Chapel Hill) ,  Pfennig David W (Dep. of Biology, Univ. of North Carolina at Chapel Hill, USA, Chapel Hill)
資料名： Current Zoology  (Current Zoology)
巻： 58  号： 4  ページ： 658-667  発行年： 2012年 
JST資料番号： C2457A  ISSN： 1674-5507  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： ベーツ型擬態種は危険なもの(モデル)に似せる無害餌食種であり,従って捕食者からの防御を受ける。そのような適応可能な類似性がどのように進化するかは進化生物学における古典的問題である。擬態は典型的に,特にモデル種と擬態種が異なる隣接機構を通して収斂表現型を生み出す場合に進化することが難しいと考えられている。しかしながら,擬態は擬態種とモデル種が収斂表現型の生産に対して類似の経路を共有する場合,より迅速に進化する可能性がある。そのようなケースにおいて,これらの経路は主要な進化論的革新に対する必要性無しに高忠実性擬態を生み出すために,祖先擬態種集団において選出され得る。ここに,著者らはベーツ型擬態種であるスカーレットキングスネークLampropeltis elapsoidesが,そのモデル種であるeastern coral snake Micrurus fulviusがするように同一の生理学的機構を用いてその配色を生産することを示す。従って,このシステムにおいて正確な色擬態は容易に進化できた可能性がある。一般的に,擬態の基礎を成す隣接機構については相対的にほとんど知られていない。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *種間競争 ,  *天敵 ,  *捕食者 ,  適応性 ,  生物学 ,  生物進化
準シソーラス用語： *擬態 ,  適応可能性 ,  進化生物学

分類 (2件)： 異種生物間相互作用  (EE01050A) ,  進化論一般  (EC03010Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： 色 ,  共有 ,  ベーツ型擬態 ,  モデル