抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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フラクチャーの伝導性を著しく低下させる要因となっている,アルミナ性プロパントの熱水性後退佐用については近年いろいろと検討されている。これらの多くの研究は十分なものとはいえず,いずれも地化学的影響の考察には時間が短すぎ,また化学反応を促進させるために非現実的な温度状態を想定している。しかしその反面,生産中に生じたハイドロリック的に生成されたフラクチャー中に見られる化学反応や長期的に見たプロパントの不安定性についてのデータを提供している。今回の検討においてはプロパントパック浸透率とプロパント破壊強度データの収集においては,閉塞したテストセルにおいてプロパントと地層でパックして流れによる応力とメカニカル閉口圧力は加えていない。長期間プロパンと挙動は0,15,45,90,180日にわたる300°Fと450°Fの熱水にさらす状態において同定された。その結果として,全ての温度において時間とともに連続的な後退作用が認められた。典型的な長期プロパントテスト結果は150日,300度Fで典型的な貯留層pHにおいてプロパントパック浸透率の50%減とプロパント破壊強度の40%の減少であり,SEMとエネルギー分散型X線(EDX)分析ではダイナミックな分子の再配列が全ての温度下で認められた。