文献

J-GLOBAL ID：201402222974016090   整理番号：14A0106759

Ni_2O_3相乗的膨張性難燃剤ポリプロピレンの熱分解機構

Thermal Degradation Mechanism of Ni_2O_3 Synergistic Intumescent Flame Retardant Polypropylenes

著者 (3件)： Liu Guosheng (National Lab. of Flame Retardant Materials, Beijing Inst. of Technol., Beijing) ,  Zhou You (National Lab. of Flame Retardant Materials, Beijing Inst. of Technol., Beijing) ,  Hao Jianwei (National Lab. of Flame Retardant Materials, Beijing Inst. of Technol., Beijing)
資料名： Gaofenzi Cailiao Kexue yu Gongcheng  (Gaofenzi Cailiao Kexue yu Gongcheng)
巻： 29  号： 9  ページ： 98-102,106  発行年： 2013年 
JST資料番号： C2119A  ISSN： 1000-7555  CODEN： GCKGEI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 強力剤としてNi_2O_3を用いて,ポリプロピレン(PP),ポリリン酸アンモニウム(APP)とジペンタエリスリトール(DPER)から成る膨張性難燃剤システムを,調製した。酸素指数(OI)とUL-94試験の結果は,1%のNi_2O_3の添加で,LOIは28.2%で,難燃性PPはV-0レベルに達することができることを示す。熱重量分析(TGA),X線,光電子分光法(XPS),およびX線回折(XRD)の結果は,Ni_2O_3の添加がAPPの質量損失速度を減少させ,高温残渣を増加させることを実証した。より高温で,Ni_2O_3はNiOに分解される。NiOは,ポリリン酸(APPの分解生成物)と相互作用し,メタリン酸ニッケルを生成し,それは,ポリリン酸の熱安定性を増加させる。NiOは,ポリリン酸がP_2O_5に分解するのを抑制することができ,より多くのポリリン酸をエステル化反応とチャーの生成に関与させるので,コンパクトな膨張性チャー層を形成して,材料の難燃剤特性を強化するために役に立つ。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *難燃剤 ,  *ポリプロピレン ,  反応機構 ,  熱分解 ,  アンモニウム化合物 ,  ポリリン酸塩 ,  酸素指数 ,  難燃性 ,  相互作用 ,  損失 ,  チャー
準シソーラス用語： *膨張性難燃剤 ,  熱分解機構 ,  ポリリン酸アンモニウム ,  質量損失

分類 (2件)： 難燃剤  (YH05060Q) ,  ポリオレフィン  (YH07090L)

物質索引 (1件)： ジペンタエリスリトール

タイトルに関連する用語 (3件)： 膨張性難燃剤 ,  ポリプロピレン ,  熱分解機構