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J-GLOBAL ID:201402223070085233   整理番号:13A1958354

長崎県大村市における2012年春季大気浮遊粉じん中の多環芳香族炭化水素類について

Characteristics of Polycyclic Aromatic Hydrocarbons in Airborne Particulates collected in Omura city, Nagasaki, in the Spring of 2012
著者 (4件):
資料名:
号: 58  ページ: 39-44 (WEB ONLY)  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: U0345A  ISSN: 2186-4888  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2012年春季に九州の北西部に位置する長崎県の大村市において大気中の微小粒子状物質(PM2.5)及び総浮遊粒子状物質(TSP)をそれぞれ捕集し,16種類の多環芳香族炭化水素(PAH)をHPLC-蛍光法で分析した。4環構造以上の11種類のPAHs(fluoranthene,pyrene,benzo[a]anthracene,chrysene,benzo[e]pyrene,benzo[b]fluoranthene,benzo[k]fluorantene,benzo[a]pyrene,dibenzo[a,h]anthracene,benzo[g,h,i]perylene,indeno-[1,2,3-c,d]pyrene)について,PM2.5及びTSP中の総濃度平均はそれぞれ1.22及び1.58ng/m3であった。また,TSP中のPAHs濃度に対するPM2.5中のPAHs濃度は約70%とその多くが微小粒子であるPM2.5中に存在することがわかった。気塊のエイジングの指標として用いられるbenzo[a]pyrene/benzo[e]pyrene比が0.48と低い値であったことから,調査期間中の気塊はエイジングを受けていることが考えられ,長距離輸送されてきたことが示唆された。また,PAHsの発生源を推定する指標として用いられるfluoranthene/pyrene比及びindeno-[1,2,3-c,d]pyrene/(indeno[1,2,3-c,d]pyrene+benzo[g,h,i]perylene)比から,調査期間中のPAHsは主に植物あるいは石炭燃焼を起源とするものであることが示唆された。(著者抄録)
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分類 (4件):
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気圏環境汚染  ,  粒状物調査測定  ,  その他の汚染原因物質  ,  対流圏・成層圏の地球化学 
物質索引 (11件):
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