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J-GLOBAL ID:201402223144940106   整理番号:14A0783615

日本南西四国三嶺のニホンジカとニホンカモシカの同所的集団の糞組成の比較

A comparison of the fecal compositions of sympatric populations of sika deer and Japanese serows on Mt. Sanrei in Shikoku, southwestern Japan
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巻: 39  号:ページ: 129-132  発行年: 2014年06月 
JST資料番号: X0863A  ISSN: 1343-4152  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本研究では日本四国の三嶺に生息する2つの同所的集団であるニホンジカ(Cervus nippon)とニホンカモシカ(Capricornis crispus)の食餌を比較した。2010年8月と2013年3月にニホンジカの10の糞ペレット群からそれぞれ10の糞ペレットを,ニホンカモシカの10の堆積糞からそれぞれ10の糞ペレットを採取した。それらの糞ペレット中に含まれる植物片を13種類に分類した。その結果,本調査地域のニホンジカとニホンカモシカの糞組成は夏と冬のどちらにおいても非常に似ていることが分かった。夏において糞組成が類似している理由として,シカの過度の放牧による食供給不足が食餌選択を制限していることが挙げられた。冬におけるニホンジカとニホンカモシカの糞組成は夏と比べて類似性がわずかに低かった。これは,冬になるとニホンジカとニホンカモシカは異なる生息場所を利用することに起因すると考えられた。
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分類 (1件):
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異種生物間相互作用 
引用文献 (9件):
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