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J-GLOBAL ID：201402223248959615   整理番号：14A0869141

酸化グラフェン/還元酸化グラフェン中に含まれる炭素質不純物が電気化学容量を支配する

Carbonaceous Impurities Contained in Graphene Oxide/Reduced Graphene Oxide Dominate Their Electrochemical Capacitances

著者 (5件)： YANG Xiaoyang (Northeast Normal Univ., Jilin, CHN) ,  LI Xiaomeng (Northeast Normal Univ., Jilin, CHN) ,  MA Xiao (Northeast Normal Univ., Jilin, CHN) ,  JIA Li (Northeast Normal Univ., Jilin, CHN) ,  ZHU Liande (Northeast Normal Univ., Jilin, CHN)
資料名： Electroanalysis  (Electroanalysis)
巻： 26  号： 1  ページ： 139-146  発行年： 2014年01月 
JST資料番号： T0736A  ISSN： 1040-0397  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有望なグリーンエネルギー蓄積装置としての電気化学キャパシタ(又は,スーパーキャパシタ)は,大きな出力密度,長いサイクル寿命,低い維持コスト,及び電荷伝搬の大きなダイナミクスなどの顕著な特性のために過去数年間注目されており,グラフェンとその誘導体が,エネルギー蓄積への大規模な応用に検討されている。本研究で筆者らは,グラファイトの化学的はく離によって誘導される酸化グラフェン中の炭素質不純物が,酸化グラフェンと電気化学還元酸化グラフェンの容量性挙動に顕著に影響することをサイクリックボルタンメトリー(CV),フーリエ変換赤外分光法(FT-IR),及び透過型電子顕微鏡を用いて示す。炭素質酸化不純物の除去の後,酸化グラフェンの高比容量が,共役πネットワークの修復に起因して顕著に増加した一方で,電気化学還元酸化グラフェンの値が減少した。本研究で得られた知見は,スーパーキャパシタの電極材料としてのグラフェンの今後の活用に有用である。

シソーラス用語： *酸化物 ,  *炭素材 ,  *不純物 ,  *静電容量 ,  電力コンデンサ ,  剥離 ,  電極材料 ,  サイクリックボルタンメトリー
準シソーラス用語： *酸化グラフェン ,  *還元酸化グラフェン ,  電気化学キャパシタ

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  電極過程  (CB07040U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 酸化グラフェン ,  還元酸化グラフェン ,  炭素質 ,  不純物 ,  電気化学