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J-GLOBAL ID:201402223403609073   整理番号:12A0279593

in vitroでのヒト胃癌細胞に対するエピルビシン併用時の組換えヒトアデノウイルスp53遺伝子の効果

In Vitro Effect of Recombinant Human Adenovirus p53 Combined with Epirubicin on Human Gastric Cancer Cells
著者 (7件):
資料名:
巻: 37  号: 18  ページ: 1024-1027  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2288A  ISSN: 1000-8179  CODEN: ZZLIEP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:in vitroでのヒト胃癌細胞に対する組換えヒトアデノウイルスp53遺伝子導入(rad-p53遺伝子)および塩酸エピルビシン(EPI)の効果を調査し,胃癌に対する化学療法と遺伝子治療の併用効果を探索すること。方法:MGC-803ヒト胃腺癌細胞株を,rAd-p53遺伝子とEPIの両方,またはそのいずれかで処理し,処理していないものをブランク対照とした。細胞増殖,フローサイトメトリー,Wright染色および細胞免疫化学を用いて,各治療群の治療有効性を解析した。結果:Day1,2,3及び6のMGC-803処理後の細胞抑制率はそれぞれ,rAd-p53遺伝子群で34.52%,10.53%,58.98%および79.17%,EPI群で60.71%,67.29%,73.21%および95.14%,併用群で59.52%,66.17%,67.15%および99.31%であった。併用群の細胞抑制率は,単一治療群より有意に高かった(P<0.01)。フローサイトメトリーにより,rAd-p53遺伝子が細胞周期のG2/M期を阻害し(44.243%),Sub-G1ピークが増加していることが分かった。併用群のG2/M期(81.734%)およびSub-G1ピークは有意に顕著であった(P<0.01)。rAd-p53遺伝子群,特に併用群では,Wright染色により,細胞数の減少,異常な細胞形態およびアポトーシス細胞が確認され,免疫化学的解析により,p53タンパク質の陽性染色が核および細胞質内に確認された。EPI群とブランク対照群に差異はなかった。結論:rAd-p53型遺伝子治療剤のMGC-803細胞に対する抑制性およびアポトーシス作用により,化学療法薬EPIのMGC-803細胞に対する効果が高まることから,遺伝子治療と化学療法の相乗効果が示唆される。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (3件):
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腫ようの実験的治療  ,  抗腫よう抗生物質の基礎研究  ,  消化器の腫よう 
物質索引 (1件):
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