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J-GLOBAL ID：201402223445287254   整理番号：14A0844030

コンパクト星の非一様カイラル相と冷却におけるクォークのβ崩壊

Quark beta decay in the inhomogeneous chiral phase and cooling of compact stars

著者 (2件)： TATSUMI T. (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MUTO T. (Chiba Inst. Technol., Chiba, JPN)
資料名： Physical Review. D. Particles, Fields, Gravitation, and Cosmology  (Physical Review. D. Particles, Fields, Gravitation, and Cosmology)
巻： 89  号： 10,Pt.A  ページ： 103005.1-103005.13  発行年： 2014年05月 
JST資料番号： D0748A  ISSN： 1550-7998  CODEN： PRVDAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： QCD相図についての最近の研究の進展に基づいて,中性子星の新しい冷却機構を提案した。非一様カイラル相の出現が,グルオン相互作用がなくてもクォークのβ崩壊を可能にすることに着目した。ニュートリノ放射率を評価してみると相境界近傍では10^24~26(T/10⁹)⁶erg・cm^-3c^-1程度となり,それはクォーク冷却やパイ粒子冷却と同程度である。ただし,この崩壊は,限られた密度領域でしか起こらない。

シソーラス用語： コンパクト天体 ,  *冷却 ,  β崩壊 ,  *クォーク ,  量子色力学 ,  状態図 ,  放射率 ,  π中間子 ,  相空間 ,  Fermi面 ,  数値計算 ,  ニュートリノ ,  *中性子星

分類 (1件)： 恒星  (DB05000P)

タイトルに関連する用語 (5件)： コンパクト星 ,  非一様 ,  カイラル ,  クォーク ,  β崩壊