抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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これまでの食事評価法は様々な制約があるため食事-疾患関係と栄養介入有効性の確認が制限されている。携帯電話の利用によって方法論的制約がなくなり食事評価や関連知見の有効性が高まると考えられる。本レビューでは携帯電話による食事評価法の有効性,実行可能性,受容性を検討した。2013年8月に健康科学電子データベースを検索し,同時に大学や政府機関が発行した関連出版物についても手作業で検索した。その結果,194文献のうち12件が選定基準:携帯電話を食事記録プラットフォームとして使用,他の栄養または生物学的基準法に対するエネルギー及び/または主栄養素摂取量の検証,に適合した。携帯電話プラットフォームを利用した4つの食事記録法を検証した:電子食品日記,食品写真支援自己管理,24時間思い出し法,自動食品写真分析。全ての携帯電話評価法は同様であったが,従来法と比べて優れているわけではなかった。携帯電話食事評価に対する参加者の満足度と嗜好性は従来法より高かったことから,さらなる調査が必要なことが示された。食事調査でのこれらの方法の有効性を評価するためには,より多数,より多様な人々での長期間の有効性テストが必要である。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.