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J-GLOBAL ID：201402223536599330   整理番号：14A0554042

金型・工具の耐久性向上と表面改質 油浸漬処理による切削工具の表面改質技術

著者 (2件)： 酒井克彦 (静岡大 大学院工学研究科) ,  静弘生 (静岡大 大学院工学研究科)
資料名： Mechanical Surface Tech  (Mechanical Surface Tech)
号： 19  ページ： 18-21  発行年： 2014年04月25日 
JST資料番号： L8462A  ISSN： 2758-1608  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 油浸漬処理による切削工具の摩耗低減の効果と機構の実験的研究成果を報告した。まずこの切削油剤の含油処理の原理と方法,特徴を述べ,超硬チップでの摩耗低減効果を実証した。次に本処理を施した超硬工具によるオーステナイト系ステンレス鋼の旋削実験を説明した。実験装置の外観と切削面の顕微鏡写真を示した。横逃げ面の摩耗幅と切削距離の関係を処理の有無で比較した。切削面のFTIR分析結果から摩耗低減の機構を考察した。最後に工具ランド部のSEM像を示した。

シソーラス用語： 浸漬 ,  *切削工具 ,  *表面改質 ,  超硬工具 ,  オーステナイト系ステンレス鋼 ,  *工具摩耗 ,  摩耗速度 ,  距離 ,  電子顕微鏡観察 ,  FTIR分光法 ,  耐久性 ,  幅 ,  *刃先 ,  *切れ刃 ,  超硬合金 ,  難削材 ,  切削試験 ,  加工面 ,  *旋削 ,  *切削油 ,  *含浸 ,  気孔 ,  *含油 ,  切削面 ,  *超硬チップ ,  *機械的性質 ,  *性質

分類 (1件)： 旋削,中ぐり  (QC02020G)

引用文献 (5件)：

• 酒井克彦 : エコマシニング技術の現状と将来展望、2014年度精密工学会春季大会 (東京大学)
• 岩倉和正、酒井克彦 : 油浸漬処理超硬工具の摩耗低減メカニズムの検証、2012 年度精密工学会秋季大会 (九州工業大学)
• 岩倉和正、酒井克彦、静弘生 : 油浸漬処理超硬工具の摩耗低減メカニズムの検証-工具破断面解析及び切削温度の測定-、2013 年度精密工学会秋季大会 (関西大学)
• 静弘生、岩倉和正、酒井克彦 : 油浸漬処理超硬工具の摩耗低減メカニズムの検証-工具表面の化学的変化の検証-、2014年度精密工学会春季大会 (東京大学)
• 岩倉和正、酒井克彦、鈴木康夫、静弘生、渡邉公也、丸岡仁美 : 油浸漬処理による切削工具の改質及び改質機構の解析 (第 1 報) 油浸漬処理超硬工具の摩耗低減効果の検証-、精密工学会学会誌 (掲載予定)

タイトルに関連する用語 (7件)： 金型 ,  工具 ,  耐久性向上 ,  表面改質 ,  油 ,  浸漬処理 ,  切削工具