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J-GLOBAL ID:201402223542834251   整理番号:14A0985365

雄ラットの性機能に対するイカリインの影響

Effects of Icariin on Reproductive Functions in Male Rats
著者 (4件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 9502-9514 (WEB ONLY)  発行年: 2014年07月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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雄ラットの性機能に対するイカリインの作用効果と潜在的機序を調査した。成熟したラットに,35日間連続で,体重1kgにつき0(対照),50,100,または200mgのイカリインを経口投与した。その結果,イカリインは精巣または精巣上体の体重または器官係数に対して実質的影響を及ぼさないことが分かった。しかし,100mg/kgのイカリインは,精巣上体の精子数測定値を有意に増加させた。加えて,50と100mg/kgのイカリインは,テストステロン濃度を有意に上昇させた。リアルタイムPCRは,イカリインが末梢型ベンゾジアゼピン受容体(PBR)やステロイド産生急性調節タンパク質(StAR)といった遺伝子のmRNA発現調節を経て,テストステロン産生に関与している可能性があることを示唆する。さらにまた,100mg/kgのイカリイン治療は,卵胞刺激ホルモン受容体(FSHR)とSertoli細胞のクラウジン11 mRNA発現にも影響を及ぼした。スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)活性とマロンジアルデヒド(MDA)レベルを精巣で測定した。50および100mg/kgのイカリイン治療は抗酸化能を改善し,一方,200mg/kgのイカリイン治療は酸化ストレスを上方制御した。これらの結果をまとめると,一定の服用範囲内ではイカリインが男性の性機能に有益なことを示唆しているが,イカリイン高用量は,精巣の酸化ストレスを増加させることで,性機能に打撃を与える可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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ピランの縮合誘導体  ,  内分泌腺作用薬・生殖器作用薬の基礎研究  ,  遺伝学研究法 
タイトルに関連する用語 (3件):
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