抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本発表では,HClガスに対する経時安定性の検討を,Pt粒子サイズおよびPtの還元により行ったので報告した。C量を下げることによるHCl感度増大の効果はなく,標準条件とHCl感度はほとんど変わりはなかった。標準条件でもPtの粒子サイズは5nm付近と小さく,サイズ効果に影響はなかったと考えられる。無通電を行う前までのHClに対するガス感度は,試験開始時に比べて,35~43%に低下した。無通電を3日行った後,感度は89~108%となった。無通電によりPtの酸化状態が戻り,電極活性が回復したものと考える。本センサの実用化を行うために,印加電位を断続的に卑な電位を印加する方法を検討した。無通電の場合と同様に,HClに対して,300日間安定した感度を維持した。