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J-GLOBAL ID:201402224254696118   整理番号:14A0844399

小口径ジャーナルすべり軸受における安定化流量の実験的検討

Experimental study of stabilized supply flow rate on a small bore journal sliding bearing
著者 (2件):
資料名:
巻: 24  号: 1+2  ページ: 24-28 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: U0417A  ISSN: 1881-3917  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ジャーナルすべり軸受は,軸と軸受を非接触で支持するため耐摩耗性に優れており,火力・水力・原子力用の発電タービン,ハードディスクドライブなど,数多くの回転機械に用いられている。ジャーナルすべり軸受では高速回転時にオイルホイップと呼ばれる自励振動が発生し,軸と軸受が接触し,破壊に至る危険性がある。現在オイルホイップの抑制方法としてティルティングパッド軸受が広く用いられているが,同軸受は形状が複雑であるためコストが高く小型化に不向きという問題がある。本研究ではスターブ潤滑下において小口径ジャーナルすべり軸受内の温度分布測定とキャビテーションの可視化実験を同時に行い,軸受内温度分布の発生原因を考察した。また,供給流量を変化させて加振実験を行い,外部振動が作用した際の小口径ジャーナル軸受の安全性について検討した。本文で得られた知見は次の通りである。減少時臨界流量から供給流量を徐々に減少させた場合においては軸受内の温度上昇が小さい供給流量領域が存在することがわかった。また,減少時臨界流量から供給流量を徐々に増加させた場合においては,外部振動によりオイルホイップが発生する危険性があることが確認された。しかし,供給流量を適切に選定することにより外部振動による不安定化と急激な温度上昇を同時に回避し得ることが確かめられた。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
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軸受  ,  潤滑一般 
引用文献 (9件):
  • H. Hashimoto and M. Ochiai, Journal of Tribology ASME, 132, 1, pp.1-7 (2010).
  • J.Mitsui,Y.Hori and M.Tanaka, Transactions of the ASME Journal of Lubrication Technology, 105, 3, pp.414-421(1983).
  • 田中正人,畠中清史,トライボロジスト,49, 9, pp.36-41 (2004).
  • 杉本豊,日本機械学会論文集,14, 47, pp.II-1-II-8 (1948)
  • 三井純一,日本機械学会論文集,49, 438, pp.199-208 (1983).
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