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J-GLOBAL ID:201402224307330749   整理番号:14A1452924

手表面上の接触力に対するハンドリム設計の影響

The influence of handrim design on the contact forces on hands’ surface: A preliminary study
著者 (8件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 851-856  発行年: 2014年11月 
JST資料番号: T0452A  ISSN: 0169-8141  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,2種の異なるデザインの手動車椅子推進において,手表面上の接触力が分散する様子を調べた。20名の健常な被験者が5種の連続的プッシュから構成される車椅子推進プロトコル(スタートアップ,直進,ブレーキング)を実施した。そのプロトコルは2回繰り返した。その各回では,標準的な丸型メタリックチューブハンドリムと人間工学的ハンドリムのプロトタイプを用いた。すべてのテストの間,それぞれに10個の力センサを備えた手袋ペアを通じて,ユーザの手表面上の接触力を測定した。各センサの平均値を用いて双方のハンドリムを比較したほか,統計的テストを用いて有意差を検証した。その結果,ハンドリム設計は手表面の接触力の大きさに影響することが判った。人間工学的ハンドリムを利用した3種の推進フェーズの間,2つの領域-中手骨と末節骨における接触力の大きさの減少が見られた。すべてのセンサにおいて,中指末梢骨は,スタートアップ,前方移動,およびブレーキングの際に大きな力を記録した。人間工学的ハンドリムの利用による接触力の減少は,表面の拡大や解剖学的形状に起因する可能性がある。ハンドリム設計の改善は,手動推進に関する人間工学に貢献可能であり,車椅子移動における快適性や安全性も向上させる。産業との関連:本研究では,手-ハンドリム・インターフェイスに着目し,手動車椅子推進の人間工学に関する知識に貢献した。また,本研究は,人間工学的特性を備えたハンドリムの開発においてデザイナや製造業者の役に立つばかりでなく,手動車椅子利用における快適性や安全性の向上にも寄与する。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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人間機械系 
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