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J-GLOBAL ID:201402224545371348   整理番号:14A0227492

ビデオに対する主観的品質評価法の性能比較

Performance Comparisons of Subjective Quality Assessment Methods for Video
著者 (5件):
資料名:
巻: E97-B  号:ページ: 66-75 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: L1369A  ISSN: 0916-8516  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ビデオ品質に対する多くの主観的評価法は,ITU-TおよびITU-R勧告により提供されているが,これらの方法の間の差異は,十分に検討されていない。高精細(HD)およびクオータビデオグラフィックスアレイ(QVGA)解像度ビデオに対して4つの定量的性能指数を用いた5つの主観的評価法を比較した。二重刺激連続品質尺度(DSCQS),二重刺激妨害尺度(DSIS),絶対範疇尺度(ACR)および隠れ基準付ACR(ACR-HR)を,HDおよびQVGA解像度ビデオに対する一般的な主観的品質評価法として比較した。更に,HD試験に対して11グレード尺度をもつACR(ACR11)を,QVGA試験に対してマルチメディアビデオ品質の主観的評価(SAMVIQ)を,品質尺度変動に対して追加した。性能指数は,相関係数,順位相関係数,統計的信頼性および評価時間であった。統計的信頼性に対して,種々の品質尺度試験に対する性能指数を提案した。性能比較の結果により,方法のペア間の平均オピニオン評点の相関係数および準位相関係数は,HDおよびQVGA試験双方に対して高いことを示した。提案した指数により提供される統計的信頼性に関しては,QVGAのHDおよびACRのDSISが他の方法を凌駕した。更にACR,ACR-HRおよびACR11は,評価時間の観点から最も効率的な主観的品質評価法であった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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撮像・録画装置  ,  図形・画像処理一般 
引用文献 (16件):
  • [1] ITU-R Rec. BT.500-12, “Methodology for the subjective assessment of the quality of television pictures,” Sept. 2009.
  • [2] ITU-T Rec. P.910, “Subjective video quality assessment methods for multimedia applications,” April 2008.
  • [3] ITU-R Rec. BT.1788, “Methodology for the subjective assessment of video quality in multimedia applications,” Jan. 2007.
  • [4] P. Corriveau, C. Gojmerac, B. Hughes, and L. Stelmach, “All subjective scales are not created equal: The effects of context on different scales,” Signal Process., vol.77, pp.1-9, Aug. 1999.
  • [5] F. Speranza, T. Martin, and R. Renaud, “Subjective quality assessment and the effect of context in expert and non-expert viewers,” in Proc. SPIE Image Quality Syst. Perform., vol.5294, pp.201-210, San Jose, Jan. 2004.
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