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J-GLOBAL ID：201402224748077291   整理番号：14A0437115

サケの採卵時期の違いによる親魚の回帰時期と回帰年齢

著者 (1件)： 高橋悟 (水産総合研究セ 北海道区水研)
資料名： Salmon情報  (水産研究・教育機構研究開発情報)
号： 7  ページ： 16-18  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： J0676B  ISSN： 1881-705X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 北海道区水産研究所では,1998年級以降,サケ稚魚に様々なパターンの耳石温度標識を施して放流してきた。採卵情報と回帰情報が結びついたデータが蓄積されてきたので,採卵時期によって回帰特性に違いが生じているかを検討した。サケは,回帰年齢にかかわらず,採卵された時期近くに帰ってくるが,採卵された時期が遅くなるほど比較的早めに回帰する傾向が見られた。早い時期(9月下旬)の採卵群は4,5年魚,遅い時期(11月下旬)の採卵群は4年魚が回帰の主体で,採卵時期により,回帰親魚の年齢組成に差がみられた。採卵時期が同じ群では,高齢で回帰するものほど早く回帰する傾向であった。ふ化放流事業では,採卵時期が偏らないように留意すべきである。

シソーラス用語： *サケ ,  放流 ,  追跡 ,  *母川回帰 ,  採卵 ,  時期 ,  試験 ,  北海道 ,  標識
準シソーラス用語： アーカイバルタグ ,  シロザケ ,  *Oncorhynchus keta ,  回帰試験 ,  放流追跡

分類 (3件)： 魚類  (FH02020K) ,  漁場・漁況  (FH03020R) ,  水産増養殖一般  (FH04010N)

タイトルに関連する用語 (4件)： サケ ,  採卵 ,  親魚 ,  年齢