抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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人は対象となる事物の外観や視聴覚的表現,あるいは機能的動作や振る舞いなどによって,明確な理由が無い場合でも直観的に生物性を感じたりコミュニケーション対象と感じる場合がある。このような人間の認知的反応は事物に直接関与し,インタラクションの当事者として関与する場合に引き起こされることが多い。本稿ではその現象に着目し,相互的な行為系列によって誘発される可能性などを検証した。ロボットなど事物に対する他者の存在の気づきを説明するモデル化を行い,外観や振る舞いに依存しない原初的インタラクションだけで他者性を帰属させることなどを考察した。被験者による実験では,認知結果の違いによって当事者である2者間の相互行為パターンに顕著な違いが観察された。