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J-GLOBAL ID:201402225158296717   整理番号:14A1028986

日本の温暖,湿潤地域における季節的炭素動態および管理草地の炭素収支に及ぼす堆厩肥施用の影響

Seasonal carbon dynamics and the effects of manure application on carbon budget of a managed grassland in a temperate, humid region in Japan
著者 (9件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 76-91  発行年: 2014年06月 
JST資料番号: W1438A  ISSN: 1744-6961  CODEN: GRSCFG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストラリア (AUS)  言語: 英語 (EN)
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季節的炭素動態および植生との相互作用を調査するため,日本の温暖,湿潤地域において2004年から2007年まで圃場試験を行なった。また,堆肥化畜糞施用が集中管理草地の炭素収支に及ぼす影響を検討した。研究のために2つの試験プロット:一方は化学肥料のみの施用で他方は牛糞堆肥および補助的化学肥料の施用,を設置した。二酸化炭素フラックスを渦共分散法を用いて継続的に測定し,純生態系生産(NEP)および純バイオーム生産(NBP)を評価した。炭素動態の季節的変化は気象条件だけではなく植生によっても影響を受けることがわかった。1番草のNEPは急速に高い値に増大し,正の累積NEPをもたらした。対照的に,2番草から4番草および冬の間の累積NEPは,ほんのわずか正かまたは負ですらあった。このように,1番草中のNEPは,年間NEPに顕著な寄与をもたらした。また,それは地下部バイオマスへの炭素蓄積を通じて年間NBPにおいて重要な役割を占めていた。プロット間の施肥管理の違いは,年間の収量あるいはNEPに顕著な違いをもたらさなかった。しかし,化学肥料施用草地プロットは炭素を損失したが,牛糞堆肥および補助的化学肥料を施用したプロットでは炭素を蓄積した。これらの結果から,堆厩肥施用は炭素隔離を強化する持続可能な草地管理に結びつくと考えた。Copyright 2014 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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飼料作物,草地  ,  施肥法・肥効 
引用文献 (59件):
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