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J-GLOBAL ID:201402225276344920   整理番号:14A0231380

X線マイクロ計算機トモグラフィによって溶融金属中に観察した非金属介在物クラスタの形態

Morphology of Nonmetallic-inclusion Clusters Observed in Molten Metal by X-ray Micro-Computed Tomography (CT)
著者 (5件):
資料名:
巻: 53  号: 11  ページ: 1943-1952 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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冶金プロセスにおける非金属介在物の除去は最終製品の性質に大きな影響を与える。介在物クラスタの構造はそれらの除去過程の,凝集,浮遊および気泡接着のような介在物挙動において鍵となる役割を演ずる。しかしながら,金属系における介在物クラスタの形態を定量的に調べた報告を見つけることは稀である。他方,金属中の介在物クラスタを定量的に推定するために,研磨したままのサンプルの二次元(2D)断面画像上でクラスタを見分ける必要がある。本研究においては,TiB2粒子クラスタを機械的に撹拌する1073Kの溶融Alを含むるつぼで調製した。Al-TiB2のサンプルを,固体Al中のTiB2粒子とクラスタの三次元(3D)情報を得るために,X線マイクロ計算機トモグラフィ(マイクロ-CT)によって測定した。固体Al中の3D粒子クラスタの画像を自己開発プログラムによって抽出し再構築した。クラスタの3D特性とそれらの2D断面を記述するために,一連のパラメータを定義した。クラスタ構造に及ぼす撹拌速度と時間の効果を調べた。X線マイクロ-CTから得た3Dクラスタ情報(DC-2D-3D)の使用を通して2D断面におけるクラスタを見分けるためにプログラムを開発した。(翻訳著者抄録)
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その他の金属組織学 
引用文献 (29件):
  • 1) P. G. Saffman and J. S. Turner: J. Fluid Mech., 1 (1956), 16.
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  • 3) K. Higashitani, K. Yamauchi, Y. Matsuno and G. Hosokawa: J. Chem. Eng. Jpn., 16 (1983), 299.
  • 4) S. Taniguchi, A. Kikuchi, T. Ise and N. Shoji: ISIJ Int., 36 (1996), S117.
  • 5) T. Nakaoka, S. Taniguchi, K. Matsumoto and S. T. Johansen: ISIJ Int., 41 (2001), 1103.
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