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J-GLOBAL ID：201402225336785107   整理番号：14A1033856

小規模建築物基礎・地盤のトラブルと防止対策 宅造盛土での締固めの課題

著者 (2件)： 龍岡文夫 (東京理大 理工) ,  澁谷啓 (神戸大 大学院工学研究科)
資料名： 基礎工  (Foundation Engineering & Equipment, Monthly)
巻： 42  号： 9  ページ： 017-023  発行年： 2014年09月15日 
JST資料番号： S0884A  ISSN： 0285-5356  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 戸建て住宅を建築するための盛土を紹介した。2011年東日本大震災では,仙台市および周辺の丘陵地における宅造盛土が崩壊し,多くの戸建て住宅が被害を受けた。その主因は,地震時における地盤の強度低下であった。販売者は,盛土の締固め管理レベルを向上させるとともに,宅造盛土の品質保証を行う。さらに,購入者が,地盤補強に対する経費負担について,判断できるようにすべきである。相対密度と締固め度,地震時のせん断強度,締固め管理を紹介した。

シソーラス用語： 独立住宅 ,  *宅地造成 ,  *盛土 ,  *土締固め ,  耐震性 ,  耐震対策 ,  耐震補強 ,  品質保証 ,  建築物 ,  小規模
準シソーラス用語： 小規模建築物

分類 (2件)： 土工計画,土工事  (RA07050R) ,  地盤改良,土質安定処理  (RA07060C)

引用文献 (27件)：

• 望月秋利,三笠正人,川本祥史:宅地造成地の水浸による沈下の検討例,土と基礎,Vol.33,No.4,pp.25~32,1985.
• 安田進:造成宅地の地震被害と課題,地盤工学会誌,61-4,pp.1~5,2013.
• 地盤工学会:地震時における地盤災害の課題と対策-2011年東日本大震災の教訓と提言(第二次),2012.
• 宅地防災研究会編集:宅地防災マニュアル第二次改訂版,2007.
• 安原一哉,安田進,橋本隆雄,尾上篤生,諏訪靖二,大山丈吉:住宅地の液状化対策工法とその評価-地下水位低下工法を中心として-,地盤工学会特別シンポジウム-東日本大震災を乗り越えて-,論文No.67,pp.551~560,2014.

タイトルに関連する用語 (7件)： 小規模建築物 ,  基礎 ,  地盤 ,  トラブル ,  防止対策 ,  盛土 ,  締固め