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J-GLOBAL ID:201402225481574190   整理番号:13A0293642

1996-2010の間の中国の妊産婦死亡率の傾向

Trends of maternal mortality ratio during 1996 - 2010 in China
著者 (8件):
資料名:
巻: 45  号: 10  ページ: 934-939  発行年: 2011年 
JST資料番号: C2346A  ISSN: 0253-9624  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的 1996年から2010年までの中国の妊産婦死亡率(MMR)と妊産婦死亡の主な原因の時間的傾向と地域間差を分析すること。 方法 本研究では,中国の国家妊産婦死亡率調査システムに基づくデータを使用した。1996年から2005年までは,中国内陸部の31行政区の176の自治区と自治体のモニタリング地区(群)を研究対象とした。2006年から現在までは,336の地区(群)を研究対象とした。1996年から2010年までの異なる時期と異なる地域でのMMR,妊産婦死亡の主な原因とその減少差,年間平均減少率を分析した。MMRと妊産婦死亡率の主な原因の傾向の差異と地域間差は,Cochran-Armitage傾向検定とPoisson検定を用いて分析した。 結果 1996年から2010年までの中国の生児分娩100000例当たりのMMRは,1996年の64.7例から2010年の30.00例へと53.2%減少した。2010年のMMRは農村地域(30.1/100000)の方が都市地域(29.7/100000)よりも高く,西部地域が最も高く(46.1/100000),次いで中間地域(29.1/100000)と東部地域(17.8/100000)が続いた。1996年から2010年にかけて東部,中部,西部のMMRはそれぞれ37.76%,57.02%と66.27%低下した。地域間差は減少傾向にあった。2006年から2010年までは,農村地域のMMRは市街地域の1.82倍に減少し,西部のMMRは東部の3倍であった。分娩後出血は1996年の妊産婦死亡率の47.9%,2010年の27.8%を占め,依然として妊産婦死亡の主な原因であった。分娩後出血により死亡リスクは減少傾向にあった。 結論 中国でのMMRは減少傾向を示した。地域間差は依然として著しいものの,その差は狭まりつつあることが示された。妊産婦死亡を防ぐための介入治療は,農村地域と西部地域に集中して行うべきである。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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婦人科疾患,妊産婦の疾患 
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