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J-GLOBAL ID：201402225688061583   整理番号：14A0249197

双極子-双極子相互作用により誘起した自己組織化ミクロスフェア:水中におけるUCST型転移

Self-Assembled Microspheres Driven by Dipole-Dipole Interactions: UCST-Type Transition in Water

著者 (5件)： MORIMOTO Nobuyuki (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  MURAMATSU Kanna (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  WAZAWA Tetsuichi (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  INOUE Yuichi (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  SUZUKI Makoto (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： Macromolecular Rapid Communications  (Macromolecular Rapid Communications)
巻： 35  号： 1  ページ： 103-108  発行年： 2014年01月01日 
JST資料番号： D0314B  ISSN： 1022-1336  CODEN： MRCOE3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリエチレングリコール-ポリスルホベタイン(PEG-PSB)ジブロック共重合体をPEG連鎖移動剤からのSB単量体の可逆的付加開裂連鎖移動(RAFT)重合により合成した。PEG-PSBジブロック共重合体はPSB中の側鎖スルホベタイン単位間の双極子-双極子相互作用により自己組織化多層ミクロスフェアを形成した。PEG-PSBジブロック共重合体は上限臨界溶解温度(UCST)を示して,UCSTはPSBの重合度により制御できた。PEG-PSBミクロスフェアはUCST以上の温度で解離して,次いで水溶液温度が再びUCST以下に降下すると単分散ミクロスフェア(~1μm)が得られた。また,ミクロスフェアの解離/凝集はNaCl濃度の変更により制御が可能であった。

シソーラス用語： 微粒子 ,  ミクロスフェア ,  *双極子相互作用 ,  *自己組織化 ,  多層構造 ,  *臨界溶解温度 ,  ポリエチレンオキシド ,  ポリメタクリル酸エステル ,  ジブロック共重合体 ,  機能性高分子 ,  *ポリイオンコンプレックス ,  曇り点 ,  粒径 ,  塩効果 ,  濃度依存性 ,  双性イオン ,  可逆変化 ,  リビングラジカル重合 ,  ブロック共重合 ,  高分子微粒子 ,  親水性高分子 ,  熱応答性高分子 ,  可逆的付加-フラグメンテーション連鎖移動重合
準シソーラス用語： 可逆的付加開裂連鎖移動重合 ,  *上限臨界溶解温度

分類 (2件)： 高分子溶液の物理的性質  (CG02013S) ,  コロイド化学一般  (CB11010C)

物質索引 (1件)： ジメチル[2-(メタクリロイルオキシ)エチル](3-スルホナトプロピル)アミニウム

タイトルに関連する用語 (6件)： 双極子-双極子相互作用 ,  誘起 ,  自己組織化 ,  ミクロスフェア ,  水中 ,  UCST