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J-GLOBAL ID:201402225847828807   整理番号:14A1375381

シロイヌナズナの組織特異的な概日時計は非対称的にカップリングしている

Tissue-specific clocks in Arabidopsis show asymmetric coupling
著者 (6件):
資料名:
巻: 515  号: 7527  ページ: 419-422  発行年: 2014年11月20日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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多くの生物が概日時計系に依存することで,日周性および季節性の環境変化に適応している。哺乳類の概日時計は,視交叉上核の主要時計から構成され,主要時計はニューロンと密にカップリングしていて,末梢組織の他の概日時計を同調させている。植物にも概日時計があるが,植物細胞間での弱く,局所的なカップリングを示すことができた研究はごくわずかしかなく,植物の概日時計機能は,長い間,細胞自律的であると考えられていた。我々は,2つの新規な技術の導入により,シロイヌナズナ(Arabidopsis)の葉組織の包括的な組織特異的解析を行い,維管束と葉肉の概日時計が相互を非対称的に調節することを明らかにした。維管束の概日時計は,他の組織とは異なる特徴を持ち,環境からの合図とは関係なくロバストに時計回路を進行させ,他の組織の概日時計の調節に影響を及ぼす。また,発現が振動している遺伝子で維管束での発現が高い遺伝子は,夕方に発現する傾向があるが,発現が振動する遺伝子で葉肉での発現が高いものは,朝に発現する傾向があることが分かった。我々の結果は,植物の維管束の概日時計が,開花期などの主要な生理的応答を調節する仕組みのより深い理解につながる。Copyright Nature Publishing Group 2014
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  植物生理学一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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