抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
サーボモータとボールねじで構成される送り駆動システムはNC工作機,ワイヤボンディング装置,チップ装着機に一般的に使用されている。送り駆動システムにはより高速と高精度がいつも要求されている。このシステムでより高性能を達成するため,シミュレータを用いて動特性を解析することは効果的である。本研究は,パラメータ同定及びシミュレーションモジュールよりなる送り駆動シミュレータを提案する。パラメータ同定モジュールは3つのサブモジュールより構成される。;摩擦力の同定システム,周波数応答同定システム及び電気遅延のための同定システムである。知られていないパラメータのための同定アルゴリズムが新しく提案された。シミュレーションモジュールは質量,慣性,硬さ,ダンピング,摩擦,サーボ利得,電気遅延及び制御周波数からなる数学モデルに基づいている。シミュレーションモジュールはまた,サーボ調整機能を有している。グラフィカルユーザインタフェイス(GUI)を含むシミュレータが,ビジュアルC
++を用いて開発された。シミュレータの有効性を確認するために実際の送り駆動装置が使用された。シミュレータがパラメータをシステム的に同定すること,異なった動きに対して物理的値をシミュレートすること,オアラメータ同定の基づいてサーボ利得を自動的に決定することを確認した。(翻訳著者抄録)