抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,結合モデルを用い,現在気候の下でコースおよび中心気圧が物理的に変化する50個の最大級台風による伊勢湾における可能最大級高潮・高波の予測を行った.その結果,伊勢湾台風時の名古屋港で発生した既往最大の潮位偏差3.5mの高潮だけでなく,これまでその可能性が指摘されて来た4.5mの高潮をさらに上回る5.6mの高潮が現在気候において発生する可能性が示された.また,四日市港以北の湾奥全域で潮位偏差が3.5mを超える高潮発生の可能性がある一方,それより南の中部国際空港では,最悪の場合,潮位がT.P.+3.99mに達し,水没の危険があることが示された.(著者抄録)