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J-GLOBAL ID：201402226906248271   整理番号：14A0692033

癌とウイルスに対する養子免疫療法

Adoptive Immunotherapy for Cancer or Viruses

著者 (6件)： MAUS Marcela V. (Univ. Pennsylvania, Pennsylvania) ,  FRAIETTA Joseph A. (Univ. Pennsylvania, Pennsylvania) ,  LEVINE Bruce L. (Univ. Pennsylvania, Pennsylvania) ,  KALOS Michael (Univ. Pennsylvania, Pennsylvania) ,  ZHAO Yangbing (Univ. Pennsylvania, Pennsylvania) ,  JUNE Carl H. (Univ. Pennsylvania, Pennsylvania)
資料名： Annual Review of Immunology  (Annual Review of Immunology)
巻： 32  ページ： 189-225  発行年： 2014年 
JST資料番号： H0828A  ISSN： 0732-0582  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 患者体内から採取したT細胞に種々の刺激や遺伝子操作を加えて活性化し,再び体内へ戻すことにより,癌やウイルス感染症を治療するという概念に基づく,いわゆる養子免疫療法の現状と将来に関する総説。T細胞の活性化方法として,IL-2などのサイトカイン処理,共刺激分子のビーズを用いる架橋反応,抗原提示細胞との共培養などが行われている。また,T細胞にケモカイン,サイトカイン,癌特異的TCRなどの遺伝子を導入し,これを癌細胞への攻撃に利用する試みも進行している。遺伝子導入の手段として,レンチウイルスベクター,アデノウイルスベクターなどが開発されている。標的以外への作用を回避し,標的特異的な傷害活性を高める種々の改善が行われている現状をまとめ,複数施設での更なる臨床治験の必要性を提言している。

シソーラス用語： 免疫療法 ,  薬物療法 ,  ウイルス感染 ,  *養子免疫療法 ,  *リンパ球活性化 ,  生理活性因子 ,  サイトカイン ,  ケモカイン ,  遺伝子 ,  *遺伝子導入 ,  細胞毒性 ,  ベクター ,  *細胞培養 ,  *T細胞
準シソーラス用語： *Tリンパ球 ,  *癌免疫療法 ,  T細胞活性化 ,  共刺激分子 ,  *TCR遺伝子 ,  細胞傷害性 ,  レンチウイルスベクター ,  アデノウイルスベクター

分類 (3件)： 免疫反応一般  (ED03010T) ,  腫よう免疫  (ED03040A) ,  腫ようの免疫療法  (GE03035B)

タイトルに関連する用語 (3件)： 癌 ,  ウイルス ,  養子免疫療法