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J-GLOBAL ID：201402227065416286   整理番号：14A0844521

ポリコーヒー酸の構造と熱特性に及ぼす重縮合条件の影響

Effect of Polycondensation Conditions on Structure and Thermal Properties of Poly(caffeic acid)

著者 (7件)： ISHII Daisuke (Ryukoku Univ., Shiga, JPN) ,  MAEDA Hiroki (Ryukoku Univ., Shiga, JPN) ,  HAYASHI Hisao (Ryukoku Univ., Shiga, JPN) ,  MITANI Tomohiko (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SHINOHARA Naoki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  YOSHIOKA Koichi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  WATANABE Takashi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： ACS Symposium Series (American Chemical Society)  (ACS Symposium Series (American Chemical Society))
号： 1144  ページ： 237-249  発行年： 2013年 
JST資料番号： H0588B  ISSN： 0097-6156  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コーヒー酸(CA)の重縮合条件の詳細な研究によってCAのモノポリエステルである高分子量のポリコーヒー酸類(PCAs)の調製を報告した。PCAsの分子特性ならびに熱的,機械的および光学的性質を報告した。PCAはCAのアセチル化とそれに続くエステル交換による重縮合によって調製した。アセチル化反応の主成分はジアセトキシコーヒー酸であった。アセチル化生成物のエステル交換により反応条件に依存する熱可塑性PCAを生成した。PCAsの溶解度と熱特性は重合条件にかなり依存した。200°Cで重縮合したPCAsは融解可融性を失ったが,非可融性PCAsは約100度のガラス転位点を示しホットプレス加工できた。熱処理PCA膜は300°Cまでの加熱後も元の形を維持した。これらの結果はバイオマス由来のエンジニアリングプラスチックとしての可能性を示した。

シソーラス用語： オレフィン化合物 ,  多価フェノール ,  不飽和カルボン酸 ,  *重合体 ,  *重縮合 ,  熱特性 ,  *アセチル化 ,  *エステル交換 ,  性質 ,  ガラス転移点 ,  ホットプレス ,  エンジニアリングプラスチック ,  光学的性質 ,  液晶 ,  溶解度 ,  バイオマス ,  *バイオポリエステル
準シソーラス用語： 可融性

分類 (3件)： ポリエステル,アルキド  (YH07070P) ,  重縮合  (CG04050Z) ,  性質・試験一般  (YH02010S)

物質索引 (1件)： コーヒー酸

タイトルに関連する用語 (3件)： コーヒー酸 ,  熱特性 ,  重縮合