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J-GLOBAL ID:201402227325132902   整理番号:14A1155783

等原子合金法および二元相図によって設計した六方晶稠密充填構造の高エントロピー合金

High-Entropy Alloys with a Hexagonal Close-Packed Structure Designed by Equi-Atomic Alloy Strategy and Binary Phase Diagrams
著者 (5件):
資料名:
巻: 66  号: 10  ページ: 1984-1992  発行年: 2014年10月 
JST資料番号: C0321A  ISSN: 1047-4838  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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六方晶稠密充填(hcp)構造の原子配置を持つ高エントロピー合金(HEA)が,ほぼ単一のhcp相としてYGdTbDyLuおよびGdTbDyTmLu合金で見出された。二元相図によって支援されたHEA用の等原子合金設計は,高温での同素変態を許容することによって,室温でhcp構造の構成成分の選択から始まった。液相および固相両方ならびに同素変態による両方の固相での混和性のキャラクタリゼーションのために,このように選択された元素からなる二元相図を注意深く調べた。興味がある混和性は,等原子組成近傍での偏析が起こるのを抑制するのに十分に狭かった。合金設計は,主に重ランタナイドから構成される等原子合金の候補を与えた。XRD解析から,このように設計されたYGdTbDyLuおよびGdTbDyTmLu合金は,ほぼ単相でhcp構造になることがわかった。hcp構造のこれらのYGdTbDyLuおよびGdTbDyTmLu HEAは,それぞれ1.4および1.6のデルタパラメーター(δ)を持ち,両合金に対して混合エントロピー(ΔH<sub>mix</sub>)=0kJ/molを持つことがわかった。これらの合金は,Zhangら(Adv Eng Mater 10:534,2008)が報告したδ-ΔH<sub>mix</sub>図中の不規則なHEAに対するゾーンSにおいて矛盾しなしにプロットされた。合金の価電子濃度の値は,hcp構造のHEAに対して,最初の報告として3であると見積られた。hcp構造のHEAの発見は,HEAが全ての3つの単純な金属結晶構造,すなわちhcp,体心立方および面心立方(bcc,fcc)相およびガラス相から,高エントロピーバルク金属ガラスを含む全ての4つの単純固溶体に拡大される意味で,重要である。Copyright 2014 The Minerals, Metals & Materials Society Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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金属系の相平衡・状態図 

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