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J-GLOBAL ID:201402227612715633   整理番号:14A0192312

イネの懸濁液培養細胞中でのアブシシン酸によるフィチン酸合成の誘発

Induction of phytic acid synthesis by abscisic acid in suspension-cultured cells of rice
著者 (2件):
資料名:
巻: 217-218  ページ: 152-157  発行年: 2014年03月 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
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植物中でのフィチン酸(PA)合成経路は低フィチン酸変異体の検討を通して解明されてきた。しかし,この経路の調節はPAが主に合成される種子中での細胞環境を調節するのが難しい理由により良く理解されていない。ここでは,PA合成の調節を検討するためにイネの懸濁培養系に変更を加えた。アブシシン酸(ABA)によるイネの細胞培養では,ABAを用いない細胞培養よりも高いPAの濃度を蓄積し,PA蓄積濃度はABA濃度と共に増大した反対に,スクロースと無機リン濃度を高めてもPA蓄積量には影響が無かった。RINO1,OsMIK,OsIPK1およびOsLPA1遺伝子の変異は種子での低フィチン酸表現型を与えることが報告されてきた。これら各遺伝子はABAを用いて培養した細胞中では上方調節される。OsITPK4およびOsITPK6はABAを用いて培養された細胞中と成長中の種子では上方調節される。これらの結果は,PA合成の調節は成長途中の種子と懸濁培養系での細胞との間で類似していることを示している。このシステムはPA合成の調節を解明するため強力な手段であることを示している。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
稲作  ,  微生物,組織・細胞培養による物質生産一般  ,  植物ホルモン 

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