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J-GLOBAL ID:201402227905160601   整理番号:13A1212081

リソソーム経路を経たBKチャネルの発現に及ぼすWNK4キナーゼによって媒介された阻害効果

WNK4 kinase-mediated inhibitory effect on expression of BK channel via lysosomal pathway
著者 (8件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 291-295  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2344A  ISSN: 1001-7097  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:BKチャネルへのWNK4キナーゼに媒介された阻害効果の基礎をなしている機序を調査すること。方法:cos-7細胞に,CD4(対照群)または野生型WNK4(WNK4-WT)のいずれかを併用してBKを共トランスフェクションした。免疫染色と共焦点顕微鏡,化学発光,ウエスタンブロット法分析をそれから使用して,細胞でのBK限局化,BK表面発現と総蛋白質濃度をそれぞれ測定した。BKタンパク質発現の減少がリソソーム経路を通しての分解の増加によるかどうか,更に調査するために,バフィロマイシンA1(Baf A1)(リソソーム分解に影響を及ぼすプロトンポンプ阻害薬)を用いて処理したあとでBKタンパク質濃度を測定した。結果:免疫染色と共焦点顕微鏡調査は,BKが対照群で原形質膜とサイトゾルに局所化されることを示した。細胞がWNK4-WTをトランスフェクションされた後,BK発現は著明に減らされた。化学発光分析はBK表面発現レベルが対照群で299.9±18.6であることを見出したが,それはWNK4-WT群で有意に低下した(148.4±13.7,P<0.01)。ウエスタンブロット法分析は,総BKタンパク質濃度がWNK4-WTの存在で,対照群と比較して著明に低下することを示した。WNK4-WTは,対照群(100%)と比較して,BK総蛋白質濃度(42.3%±15.2%)を有意に低下させることが示された(P<0.01)。細胞をバフィロマイシンA1(Baf A1,0.5μmol/L)で処理した時,BKタンパク質でのWNK4に媒介された減少は逆転した(82.2%±12.1%,P<0.05)。結論:WNK4はCos-7細胞でBKの全および表面タンパク質発現を阻害して,それはリソソーム経路を通してのBK分解の増加によるようである。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素生理  ,  細胞膜の輸送 

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