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J-GLOBAL ID：201402228238233170   整理番号：14A0646266

Brassica rapa品種の根の成長ダイナミクスにおける変動の高解像度の定量化のためのスキャナシステム

A scanner system for high-resolution quantification of variation in root growth dynamics of Brassica rapa genotypes

著者 (8件)： ADU Michael O. (James Hutton Inst., Dundee, GBR) ,  ADU Michael O. (Univ. Nottingham, Leicestershire, GBR) ,  CHATOT Antoine (James Hutton Inst., Dundee, GBR) ,  WIESEL Lea (James Hutton Inst., Dundee, GBR) ,  BENNETT Malcolm J. (Univ. Nottingham, Leicestershire, GBR) ,  BROADLEY Martin R. (Univ. Nottingham, Leicestershire, GBR) ,  WHITE Philip J. (James Hutton Inst., Dundee, GBR) ,  DUPUY Lionel X. (James Hutton Inst., Dundee, GBR)
資料名： Journal of Experimental Botany  (Journal of Experimental Botany)
巻： 65  号： 8  ページ： 2039-2048  発行年： 2014年05月 
JST資料番号： C0579A  ISSN： 0022-0957  CODEN： JEBOA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 資源獲得を最適化する根系構造の育種は可能であるが,自然環境にできるだけ近い形で,根系の発育を高分解能で定量的にスクリーニングできる技術を必要とする。本研究では,低コストで高解像度の根の表現型解析プラットフォームを構築して,Brassica rapa(カブ)品種間における根形質の環境や時間的変動を定量化することに応用した。根系の画像は,複数のスキャナで長期にわたり自動で取得し,根系構造に寄与する根形質の変動要因を推定するために混合効果モデルを用いた。その結果,広義の遺伝率は,シュートのバイオマス形質が最も高く,主根の長さと直径や側根の分岐密度が中程度であることがわかった。また,根の形質は,様々なタイプの時間的変動を示した。この表現型解析法は,カブの根系構造に寄与する形質の環境と時間的変動の定量化に使用でき,効果的な資源獲得の育種に必要とされる大集団でのスクリーニングにも利用できる。

シソーラス用語： カブ ,  高分解能 ,  スループット ,  遺伝率 ,  *解析 ,  窒素 ,  リン ,  スクリーニング ,  モデル ,  *植物成長 ,  作物育種 ,  品種差 ,  経時変化 ,  走査装置 ,  *根系
準シソーラス用語： Brassica rapa ,  スキャナ ,  ハイスループット ,  *画像解析 ,  高解像度 ,  根系構造 ,  時間的変動 ,  *表現型解析

分類 (4件)： 発生,成長,分化  (EH02030U) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  遺伝的変異  (EC01030Y) ,  作物育種一般  (FC02010K)

タイトルに関連する用語 (8件)： Brassica ,  品種 ,  根 ,  成長 ,  ダイナミクス ,  高解像度 ,  定量化 ,  スキャナ