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J-GLOBAL ID：201402228550553506   整理番号：14A1103575

整形外科手術における骨代用材:基礎科学から臨床まで

Bone substitutes in orthopaedic surgery: from basic science to clinical practice

著者 (9件)： CAMPANA V. (Universita Cattolica del Sacro Cuore, Dep. of Orthopaedics and Traumatology, L.go F. Vito 1, 00168, Rome, ITA) ,  MILANO G. (Universita Cattolica del Sacro Cuore, Dep. of Orthopaedics and Traumatology, L.go F. Vito 1, 00168, Rome, ITA) ,  PAGANO E. (Universita Cattolica del Sacro Cuore, Dep. of Orthopaedics and Traumatology, L.go F. Vito 1, 00168, Rome, ITA) ,  BARBA M. (Universita Cattolica del Sacro Cuore, Inst. of Anatomy and Cell Biology, Rome, ITA) ,  CICIONE C. (Universita Cattolica del Sacro Cuore, Inst. of Anatomy and Cell Biology, Rome, ITA) ,  SALONNA G. (Universita Cattolica del Sacro Cuore, Dep. of Orthopaedics and Traumatology, L.go F. Vito 1, 00168, Rome, ITA) ,  LATTANZI W. (Universita Cattolica del Sacro Cuore, Inst. of Anatomy and Cell Biology, Rome, ITA) ,  LATTANZI W. (Latium Musculoskeletal Tissue Bank, Rome, ITA) ,  LOGROSCINO G. (Universita Cattolica del Sacro Cuore, Dep. of Orthopaedics and Traumatology, L.go F. Vito 1, 00168, Rome, ITA)
資料名： Journal of Materials Science. Materials in Medicine  (Journal of Materials Science. Materials in Medicine)
巻： 25  号： 10  ページ： 2445-2461  発行年： 2014年10月 
JST資料番号： W0004A  ISSN： 0957-4530  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1年につき200万以上の骨移植手術が世界中で行われ,骨代用品の使用が増加している。自家移植は,その病的状態と利用可能性が主な限界であるが,いまだ骨置換の黄金標準である。同種移植(すなわち預骨)は骨伝導的であり,またわずかに骨誘導的である。しかし,残存感染症リスク,経費,およびドナー利用可能性の問題などの懸念がまだ存在する。その代替としての異種移植代用品は廉価である。しかし,これまで,その価格とは対照的な結果を示した。セラミック系合成骨代用品は,ヒドロキシアパタイト(HA)系,あるいは,リン酸三カルシウム系であり,臨床診療において広く使用されている。実際,完全吸収性で,皮質骨より弱いにもかかわらず,それらが効果的であることは徹底的に証明された。生物模倣型HAは,伝統的HAの発展型であり,天然HAを模倣してイオン(炭酸,Si,Sr,Fl,Mg)を含んでいる。注射可能なセメントは,低侵襲技術を可能にし,別の展開を示している。骨形成タンパク質(すなわちBMP2とBMP7)は,脊柱手術,および,脛骨偽関節治療のためにヒトへの使用が承認された唯一の骨誘導成長因子である。ミネラル除去骨基質および多血小板血漿の効果は証明されておらず,これらの骨代用品としての使用は論争中である。細胞を基礎とした実験的アプローチは,骨再生を含むいくつかの再生医療応用の最適な新生戦略と考えられる。骨再生のためのいくつかのケースでは,骨誘導遺伝子を局所的に送達する生理活性輸送手段として,細胞を使用した。特に,間葉系幹細胞は,効果的に骨形成が可能な多能性細胞なので,この目的のために広く利用されてきた。ここで,著者らは,骨癒合に使用される新たな技術,ならびに,この分野における実験的研究によって達成された進歩のいくつかのヒントを調べ直し,情報を最新のものとした。Copyright 2014 The Author(s) Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *人工骨 ,  骨移植 ,  同種移植 ,  異種移植 ,  セメント ,  ヒト ,  骨形成因子 ,  間葉系幹細胞 ,  セラミック ,  再生医療 ,  自家移植
準シソーラス用語： 自己移植 ,  基礎科学 ,  骨再生 ,  *骨代用品 ,  細胞治療 ,  *整形外科手術 ,  生物模倣 ,  多血小板血漿 ,  低侵襲治療 ,  臨床

分類 (2件)： 医用素材  (GA05040H) ,  骨格系  (EJ10030R)

タイトルに関連する用語 (6件)： 整形外科手術 ,  骨 ,  代用 ,  基礎 ,  科学 ,  臨床