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J-GLOBAL ID：201402229028701542   整理番号：14A0899709

インドネシアにおける産業Acacia mangium人工林の鳥類群集に対する分断され伐採された森林の役割

Roles of fragmented and logged forests for bird communities in industrial Acacia mangium plantations in Indonesia

著者 (3件)： FUJITA Motoko S. (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  PRAWIRADILAGA Dewi M. (Indonesian Inst. of Sci., Cibinong, IDN) ,  YOSHIMURA Tsuyoshi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Ecological Research  (Ecological Research)
巻： 29  号： 4  ページ： 741-755  発行年： 2014年07月 
JST資料番号： X0313A  ISSN： 0912-3814  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 産業木材人工林は,東南アジアの生物多様性に極度に影響を与える。森林フラグメントは人工林の中で生き残る,しかし,東南アジアで高度に森林を伐採された状況におけるそれらの保全値は十分に理解されていない。本研究で,著者らは,各々の環境の潜在的保全値を評価するために,南スマトラのアカシア人工林と寸断された森林における鳥類集団を比較した。環境変化の影響を明確にするために,著者らは,摂食ギルド組成の反応も分析した。5つの環境型を,研究した。大きな伐採跡地(LLF),焼けた伐採跡地(BLF),残存伐採跡地(RLF),4年を経たアカシア人工林(AP4)と1年を経たアカシア人工林(AP1)である。予想した種多様性(Chao 2)は,LLFで最も高く,次にAP4とBLFであったが,AP1とRLFは,種多様性は低かった。群集組成は,非計測多次元スケーリング分類によって,アカシア人工林と伐採跡地の2つのグループに概略的に分割した。オウチュウ,ヒロハシといくつかのヒタキのような出て行く基質採捕食虫動物は,LLFに限定された。ところが,アカシア人工林は,ハトのような多くの陸生果実食動物の宿主となった。著者らの研究地域における寸断された森林は,いくつかの一般的熱帯雨林種が欠如していたが,これらのフラグメントは,いくつかの出て行く陸生食虫動物のために重要な環境を提供した。小さな辺縁残存森林のネットワークは,いくつかの種のための補足環境であったが,焼けた森林の保存値は,低かった。結論として,人工林における高度に寸断された森林は,鳥類のための最適状態に及ばない環境であるが,大きな一次森林ブロックが周囲環境においてほぼ失われたので,依然として非常に重要であった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *人工林 ,  *アカシア属 ,  *鳥類 ,  *群集 ,  *生態系 ,  *伐木 ,  木材 ,  生物多様性 ,  ファウナ ,  環境効果 ,  インドネシア共和国
準シソーラス用語： *Acacia mangium ,  ギルド ,  生息地分断化 ,  伐採跡地

分類 (4件)： 森林生物学一般  (FF02010T) ,  生態系  (EE01040P) ,  伐木,造材  (FF04000W) ,  個体群生態学  (EE03030S)

タイトルに関連する用語 (10件)： インドネシア ,  産業 ,  Acacia ,  人工林 ,  鳥類 ,  群集 ,  分断 ,  伐採 ,  森林 ,  役割