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J-GLOBAL ID:201402229118929470   整理番号:14A0434363

フェノールのその場水素化におけるカーボンナノチューブと活性炭担持触媒: 親水性/疎水性効果

Carbon Nanotubes and Activated Carbons Supported Catalysts for Phenol in Situ Hydrogenation: Hydrophobic/Hydrophilic Effect
著者 (8件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 2197-2203  発行年: 2014年02月12日 
JST資料番号: C0385C  ISSN: 0888-5885  CODEN: IECRED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本稿では,フェノールのシクロヘキサノンとシクロヘキサノールへのその場水素化におけるカーボンナノチューブ(CNT)と活性炭(AC)担持PdとNi触媒の親水性/疎水性効果を提示した。CNTの親水性は,様々な条件でのHNO3の簡単な前処理により調整し,TPD,XPS,およびTEMによって特性化した。第一原理密度関数理論(DFT)計算を反応基質(フェノール,メタノール,およびH2O)及び触媒の表面上の生成物(シクロヘキサノン)の吸着/脱着挙動に関する親水性/疎水性の効果をシミュレートするために用いた。要約すると,触媒(Pd又はNiをCNTとACの炭素質担体上に担持)の親水性/疎水性の性質は,高度にその場での水素化フェノールでの触媒性能に影響することを明らかにした。このような効果は,体系的に以前に議論されていない,たとえあったとしても,むしろ印象的な選択性をPd又はNi系触媒上でのシクロヘキサノンまたはシクロヘキサノールへのフェノールの水素化で報告した。未処理CNT(ut-CNT)に担持PdまたはNiは,このように活性金属に対するフェノール,メタノール,H2O,およびシクロヘキサノンのアクセス平等な機会を提供する疎水性を示した。ACとCNT(HNO3で前処理)担持された触媒は,他を抑制しつつ,優先的H2Oを吸着する局所的親水性を示した。それ故,高い親水性は,シクロヘキサノンで高い選択性であるが,フェノールで低い転化率である事と相関する。
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分類 (3件):
分類
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貴金属触媒  ,  反応操作(単位反応)  ,  触媒操作 
物質索引 (4件):
物質索引
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