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J-GLOBAL ID:201402229180300146   整理番号:14A0057508

シナモン由来のプロシアニジンB2に富む画分によるタンパク質糖化の抑制:ラットにおける糖尿病性白内障の遅延

Inhibition of Protein Glycation by Procyanidin-B2 Enriched Fraction of Cinnamon: Delay of Diabetic Cataract in Rats
著者 (6件):
資料名:
巻: 65  号: 11  ページ: 941-950  発行年: 2013年11月 
JST資料番号: C0136B  ISSN: 1521-6543  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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タンパク質の非酵素的糖化による終末糖化産物(AGE)の形成を阻害する活性が認められたシナモン抽出物について,in vitroにおけるヤギ由来の眼の水晶体タンパク質を用いたバイオアッセイにより分画を行った。最も高い活性を示した画分の活性成分をLC-MSにより分析したところ,プロシアニジンB2であることが分かった。プロシアニジンB2を含む画分が示した高いジカルボニルの捕捉活性が,AGE形成を阻害する機構の1つと考えられる。また,ex vivoで,ヒトの血液中の糖化ヘモグロビンの形成を阻害することが,抗糖化ヘモグロビン抗体を用いたウェスタンブロットにより示された。さらに,STZ誘導性糖尿病ラットに対する投与実験を行ったところ,糖尿病性白内障の遅延が認められた。以上より,シナモン由来のプロシアニジンB2の抗AGE形成活性と,AGEの形成が原因と考えられる糖尿病合併症の治療への有効性が示された。
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分類 (2件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  植物の生化学 
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